香りには十のすばらしいことがある。「香十徳」
一休さんが、書かれたとされる
「香十徳」
香には、十の素晴らしいことがある。
ということをまとめたものだそうだ。
1.感覚が研ぎ澄まされ
2.身も心も清らかにし
3.よく汚れを取り除き
4.よくねむりを覚まし、
5.静けさの中にやすらぎを得
6.多忙時にも心を和ます
7.多くとも邪魔にならず
8.少なくても十分に足りる
9.年月を経ても朽ちず
10.常用しても障りはない
これは、室町時代に書かれたものなので、
お香に関する書き方だが、
先人たちも、香りで癒されていたのだと思うと
少し、感慨深い。
いつの時代も、
日々の暮らしの中で、
心のやすらぎを実感できることが、
豊かな人生だといえるように思います。
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