介護サービスを利用することへの罪悪感
看護師アロマセラピストのはるです!
今回は我が家の介護事情についてご紹介したいと思います。
私の祖母は以前から週二回のデイサービスを利用しています。
入浴は自宅で入るためレクリエーションや昼食を食べて帰ってくるスタイル。
少し前から全身の老人性皮膚炎で痒みが強く、かゆくて搔いてしまって悪化したり良くなったりの繰り返し。
皮膚科受診し、毎日の軟膏塗布がスタート。入浴は自分で体を洗うことにより強く洗ってしまうため介助し、軟膏は背中など自分で塗ることが難しいので母が毎日行っていました。
認知機能も少しずつ低下。排泄の失敗もあり、母への負担が少しずつ増えていました。
母も毎日塗っているのに皮膚状態がよくならないこと、祖母に何度説明しても忘れてしまうことにイライラ。
祖母も娘(私の母)に負担をかけているという思いから「申し訳ない。早く逝きたい。」と嘆くように。
私も実家に行くときは軟膏塗布や入浴介助をしていましたが、ほとんど母が行っていたので、ショートステイ利用とデイサービスの日は入浴をしてもらうようにしようと提案した私に対して
「まだ頑張れる」
そう、母はめちゃくちゃ頑張り屋なのです。(残念ながら私にはその血は受け継がれませんでした・・)
そして介護サービスを増やすことに対して祖母への罪悪感があったのかもしれません。
よくよく確認するとケアマネージャーさんにも「ちょっと限界がきそうです」と母は自分で伝えていたにも関わらず、「まだ頑張れる」と言っていました。
とりあえず私も同席する形でケアマネージャーさんとサービスの見直しをすることにしました。
資料を持ってきてくださり、私も事前に調べた上でショートステイをお試しすることに。
そしてデイサービスでの入浴も開始する運びになりました。
ただし、
「来月からで。今月は大丈夫です。」
また頑張り屋発動です(笑)
ケアマネさんと私は目が点。
母と祖母の心の準備期間と思って一先ず話はまとまりました。
これは我が家の例なので、どこの家庭にも当てはまることではないと思いますが、もしかして同じ境遇の方もいるのかもと思ってシェアさせてもらいました。
私は医療職なので、介護サービスが身近にありますが、介護サービスを利用することはハードルが高いと感じる人もいる事を身をもって感じました。