アロマでトコジラミ対策が出来る!?【研究結果あり】
今回は「天然の香りでトコジラミ対策」をご紹介したいと思います。
昨今ですね、トコジラミってすごく話題になっておりますよね。
特に海外なんかはすごく発生していて、これが「忌避剤合成」の「合成の防虫剤が効かない」みたいなことも言われているんです。
トコジラミってすごく発生していて、結構深刻な被害が出ているんですけど、このトコジラミになんと「アロマが役立つ」という研究データが出ておりますので、ご紹介したいと思います。
トコジラミって?
そもそもトコジラミとはなんぞやという話なんですけども、トコジラミとは別名「南京虫」と呼ばれているそうです。
この「南京虫・トコジラミ」なんですけど、ダンボールとか角の隙間に隠れていて、夜間はい出してきて吸血をする、ということなんですね。
結構夜行性らしいんですよ。
吸血されると、激しい痒みを引き起こしてしまいます。
人によっては、発熱を引き起こす可能性もあるということなんですよ。
トコジラミなんですけども、海外では大きな被害が及んでおります。
今のトコジラミは「スプレーが効かない」というスプレー抗体を持ったトコジラミが発生してるという事らしいんです。
このスプレー抗体のトコジラミにもアロマが役立つということなんですよ。
どうしてアロマが役立つのか
そもそもなぜアロマがね役立つかと申します。
アロマっていうのは植物から抽出した天然の素材、芳香成分で素材なんです。
「精油」とか「エッセンシャルオイル」といいます。
植物っていうのは、自分の「香り」というのを武器に生きているんです。
例えば花なんかだと
「ここに美味しい蜜があるよ」って
甘い香りを出すことによって、ミツバチを寄せてくるんですよね。
ミツバチを寄せてくることによって、ミツバチに自分の花粉をつけて、受粉させていって繁殖させていくそう。
例えばハーブなんかだと、むしろ「虫来るな!」「あっちあっち行け」って、虫の苦手な香りを自分を出すんですよ。
そうして自分から虫を遠ざけて、自分の身を守るんですって。
今回は、ハーブの精油がトコジラミへの忌避効果があった、という研究結果が出ております。
実験
僕がこの研究結果を知ったのは「日本アロマ環境協会(AEAJ)」のホームページです。
AEAJのHPはこちら。
AEAJのHP上に、今回の実験結果が公開されています。
その研究データをもとにお話しますね。
今回実験で使った精油は「オレガノ」の精油だそう。
結論から申しますと、オレガノ精油のトコジラミ忌避効果は、合成防虫剤と同等ぐらいの結果が得られたということなんですね。
この研究の方法なんですけども、これは濃度の異なるオレガノ精油を、3時間後から24時間後まで、合成防虫剤と比較した、とのこと。
濃度が濃ければ濃いほど、忌避の効果が見られた、んだとか。
中でも、9時間後の効果は濃度10%で65%の忌避効果が見られたそう。
そして、濃度40%で、合成防虫剤と同じ100%の効果が得られた、ということなんですよ。
オレガノ精油濃度40%にしたものがあれば、もう合成防虫剤と同じ効果が得られる、という実験結果が出てるんですって。
合成防虫剤効かないっていうトコジラミにも、もしかしたらオレガノ精油が効果があるのかもしれませんね。
オレガノ精油の使い方
では、このオレガノ精油をどうやって使えばいいのか…。
おすすめの使い方は「スプレー」だそうです。
自分で「オレガノスプレー」を作って、ソファーや家具などに噴霧する。
これでトコジラミ対策が期待できるよっていうことですね。
このスプレー作り方なんですけど、AEAJのホームページ出ておりますが、僕のnoteにも書いております。
僕のスプレーは、トコジラミだけでなく、空間にプシュっとして、アロマを楽しめるレシピとなっております。
一度作れるようになると、何度も作れるレシピですので、ぜひご覧ください。
アロマスプレーの作り方はこちら。
スプレーが作れるようになると、精油の使い道や使い方、アロマテラピーの楽しみ方がグッと広がりますよ。
他の虫にもアロマが役立つ
トコジラミ以外にも、アロマは虫よけに使える研究結果があります。
たとえば、レモングラスはゴキブリに。
シトロネラ、ペパーミントはダニに。
レモングラス、シトロネラはヒトスジシマ蚊に。
ヒノキはコバエに。
アロマを上手に使えば、嫌な虫対策に役立つかもしれません。
そんな虫対策をするには、アロマスプレーを作るのがオススメです。
精油が違っても、レシピは同じでOK。
対策に使いたい精油を多く入れて、他の精油とブレンドすると、オリジナルのアロマスプレーが作れますよ。
アロマスプレーのレシピはこちら。
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