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アロマで計算ミスとストレスが軽減する?【実験結果】

AEAJのHPから、興味深い記事を見つけました。

内容は「精油の香りが小学生の計算ミスとストレス軽減に寄与」というもの。
原文はこちら

精油の香りが、小学生にも好影響を与える事があるって、すごいなぁと。

お年寄りの認知症にもアロマが好影響を与えるような研究もあり、アロマは老若男女問わずなんだなと思いました。

実験方法

小学6年生の児童38名(男子20名、女子18名)を対象に行ったこの実験。

「ペパーミント」「オレンジ・スイート」の精油を用いたそう。

厚紙に精油を3滴垂らして、それを30秒吸入。

その厚紙を机に置いたまま、百マス計算を行ってもらったそう。

百マス計算の作業数と誤答数、気分などで評価したんだとか。

比較として、精製水でも同様の方法で嗅いでもらって調査しています。

小学生にどんな影響があったのでしょうか。

百マス計算の実験結果

精製水を嗅いだ場合と比較して、精油を嗅いだ時の方が、計算ミスが少なくなる傾向が見られました。

精製水は無臭なので、影響がないと考えられますが、精油を嗅いで計算ミスが少なくなるのは、興味深いですね。

どうしてなのか…。

気分の調査を見ると、理由がみえてくるかもしれません。

気分の調査

気分の調査では

  • イライラしていない

  • 集中している

  • 落ち着いている

  • やる気がある

  • 不安でない

  • きびきびしている

  • 頭がスッキリ

  • 元気がある

という評価。

精製水と精油を嗅いだ時の比較をしてもらっています。

その結果、ペパーミント精油では「集中している」「頭がスッキリ」元気がある」が有意に増加。

オレンジ・スイート精油では「イライラしていない」「やる気がある」「不安でない」「きびきびしている」「頭がスッキリ」が有意に増加したそう。

精油を嗅ぐと、小学生の気分に好影響を与え、その結果、計算ミスが減る傾向があると、考えられます。

個人的な感想

ペパーミント、オレンジ・スイートに共通して「頭がスッキリ」が有意に増加しているのは、意外でした。

ペパーミントでスッキリは僕も感じた事があるんですが、オレンジ・スイートではないので。

オレンジ・スイートで「イライラが楽になる」感覚を覚えた事があるので「イライラしていない」が有意になったのは、納得でした。

幼児にアロマは「ごく少量」か「使用しない」かなんだけど、小学生には、どうなんだろう…。

本によって見解が違っていたりして、イマイチ信頼できないんだよなぁ。

今回のこの実験では「厚紙に3滴で30秒」だったから、結構ガッツリなんだなという印象を受けました。

僕が小学生の時に、精油に出会っていたら、きっとカシコになれたんやろうなぁ(笑)
こんな風に思う時点で、カシコになれんと思うけど苦笑

どうしても集中力が散漫になってしまう小学生。

精油を上手に活用して、勉学に励む空間を作るのも、ひとつの手段だなと思いました。



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