初秋のとんかつと厚揚げ小鉢のおいしいごはん~目の見えないりんご農家の嫁が贈る愛のレシピ
地球で、りんごを育ててます
『食べると癒される🍎りんご』
立科町は残暑厳しいとはいえ、朝は秋の空気になっています。
亨さんは今朝、久しぶりに髪の毛を切りました。
立科町に来てからは、バリカンでさっと切っています。
私が後ろを切り、亨さんが自分で細やかに整え、切り損ねたところなどは最後に小さなはさみで切り揃えています。バリカンでの髪切りは、私が目が見えなくなった今も手伝っています。
自分もサッパリしたこともあり、今日も6時過ぎには五輪久保に向かいました。
今日は夏の疲れを癒し秋に向けて活力が出る、とんかつのレシピと、厚揚げと山芋、ゆかりを混ぜた小鉢の一品をご紹介します。
🍳おうちでとんかつを揚げない人もちょっと試したくなる定番とんかつ
◆材料(2人前)
豚ロース(カナダ産) 2枚
塩・こしょう
小麦粉
卵
パン粉
揚げ油
キャベツの千切り
玉ねぎスライス少々
大葉・みょうがなどの香味野菜少々
◆つくりかた
今回カナダ産の豚肉にしたのは、気持ち薄めで揚げやすいからです。
長野県のスペシャルスーパー、ツルヤさんでやわらかいカナダ産の豚肉が良く売られています。これが大変使いやすいです。
ロース肉はやわらかい場合そんなに叩かなくてもいいのですが、目安として10回から15回くらい叩きます。
脂身の近くに筋がある場合があるので、そこは丁寧に包丁を入れておくと縮まないできれいに揚がります。
両面に塩コショウをして小麦粉をつけ、卵にくぐらせパン粉をつけて準備完了です。
揚げ油は、IHの場合はたっぷりの油を使わなければなりませんが、ガスの場合は深さ3㎝あれば充分です。中火の弱(160~180℃)くらいでゆっくり揚げます。
入れた面側で7割ぐらい揚げて、ひっくり返して3割揚げる感じです。
最初は竹串などを用いて火の通りをみてもいいですが、この感じでカラッと揚げればしっかり火が通り、さっくりおいしく揚がると思います。
キャベツの千切りと、玉ねぎスライスと、大葉・みょうがなどの香味野菜を千切りにして(大葉はちぎってもよい)、氷水に放ちしっかり水けをとってお皿に盛り、揚がったとんかつをサクッと切って載せてできあがり。
レモンをくし切りにして添えたら、さらに良いと思います。
やってみたら簡単で美味しいスタミナのつくとんかつですよ。
🍳作ってびっくり!厚揚げと山芋とカリカリ梅入りゆかりの和え物
◆材料(2人前)
厚揚げ 1/2枚
山芋 10㎝くらい
カリカリ梅入りゆかり ひとつまみくらい
玉ねぎスライス 適宜
大葉・みょうが 適宜
葉物(サニーレタスでもグリーンリーフでも普通のレタスでもよい)適宜
しょうが ひとかけ(千切りまたはすりおろす)
マヨネーズ 大さじ1
お醤油 1~2滴
◆つくりかた
玉ねぎはスライスし、大葉はちぎり、みょうがは千切りにして氷水に放っておく。
レタス類は手で食べやすい大きさにちぎって、これも氷水に放っておく。
山芋は洗って、皮が付いたまま火であぶってひげを焼く。
輪切りにスライスして魚焼き器で両面炙る。
厚揚げも魚焼き器で両面炙る。
厚揚げは手で食べやすい大きさにちぎり、山芋はサイコロ状に刻む。お好みでしょうがを混ぜる。
野菜がシャキッとしたら水をよく切って、厚揚げ・山芋と合わせる。
カリカリ梅入りゆかりをふりかけ、マヨネーズを入れて混ぜ合わせる。
お醤油を入れて出来上がり。
🏍🏍🏍
立科町は夏はツーリングの方がとても多いです。
バイクの音は日常的に鳴っています。
亨さんは若い頃少しだけ、バイクに乗っていた事もありますが、今はすっかりそんな気はなく、ツーリングもあまり好きではないらしく、「この暑いのにみんなすごいなぁ」とつぶやいています。
ミンミンゼミの鳴き声が力強くなり、バイクの音が消え、秋が始まりつつあることを実感しています。