これまでの経験・自分の強みを生かした治療院開業をするために押さえておきたい３つのポイント
今日は、今お勤めの治療院を卒業して、いつか独立開業したい！自分の技術や知識を生かした治療院作りをしていきたい方のために、押さえて欲しいポイントを３つにまとめました。
①自分のこれまでの治療経験・習得してきた技術・知識等をまとめてみましょう
長いこと治療家として仕事をしていると、自分が他の治療家と比べてどのような点で秀でているのかや、どのような技術を重点的に習得してきたのかといったことを自分であまりよく覚えていないケースがよくあります。
そこでお勧めしたいことが、
自分のこれまでの治療経験や習得してきた技術・知識などをここで一度洗い出すことです。
Excelのようなシートに記入するのでも良いですし、手帳や紙に書くのでも、好きな方法で構いませんので、これらを一度全て書き出してみましょう。
よく起業サポートをする際に、クライアント様にこのようなワークに取り組んでいただくのですが、実際に書き出してみると、
「そう言えば、こんなことも学んでたんだ！」
「この技術は面白かったなあ。またやってみたいかも」
のように、思い出すことがよくあります。
また、これまで習得した技術を組み合わせたオリジナルの施術メニューのアイデアが生まれることもよくあるんです。
それなので、自分が治療家養成校に通っていた頃や、治療家としてデビューした頃に遡って、まずこれまでの治療家としての歩みを振り返りながら書き出してみてください。
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②これまで患者様によく言われた感想・フィードバックはどのようなことだったかを振り返ってみましょう
これまで治療家として患者様と接してきた中で、あなたはどのような感想の言葉をよくもらいましたか？
実はこのようなところから、あなたは気づいていなかったけれど、あなたの治療を受けた人は気づいていた、「あなたの治療家としての魅力」が隠れていることがあります。
例えば、
「施術が丁寧ね」
このような言葉をもらうことが多かったとしましょう。
患者様への細かな気遣い・タオルワーク・身体の触れ方・問診など会話のやり取りなど、自分では無意識だったけれど、実は他の治療家よりはるかに優れた、思いやりある患者様とのやり取りができていた可能性大です。
もしそうだとするならば、この先独立開業するときにはその持ち前の「丁寧さ」を売りにしていくと、そこの治療院の大きな魅力の１つとなるでしょう。
周囲からよく言われる言葉には、あなたの「強み」が隠れていることが多いです。強みは自分では無意識でできてしまうため、自分ではなかなか気付きにくいものでもあります。
それなので、
「これまで患者様からどのような感想をもらうことが多かったかな？」
「学生時代に同級生や先生からどのようなコメントをもらうことが多かったかな？」
そのようなことを思い返してみてください。
学生時代だと、実技試験を受ける度に先生からコメントが何かしらあったと思います。良い点も悪い点も教えてくれたと思うので、そのようなことを振り返ってみましょう。
こちらも先ほどと同じように書き出してみると良いですよ＾＾
自分の魅力を見つけ出すことに繋がっていきます。
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③あなたがこれまで治療をしてきた中で、「やりがい」や「心から楽しい！」と感じるのは、どのようなときでしたか？
「治療」はとても幅が広くて、どのような患者様（年代・性別・抱えている不調など）を相手にするのか、それに対してどのような施術をするのか、いく通りものやり方がありますよね。
どのようなアプローチもできることが治療の面白さであり、奥深さでもあると
感じています。
そこで１つ質問です。
あなたはどのような患者様に、どのような治療をしているとき、最もやりがいを感じましたか？また、「心から楽しい・充実している」と感じましたか？
例えば、
・冷え性に悩む患者様にお灸をしてあげているとき
・部活でよく怪我をする中高生のケアをしてあげる時
・膝が痛くて困っているおばあさんに治療をしてあげて、「ありがとう。楽になったよ」と言ってもらえた時
・自宅でできるセルフケア法を教えてあげるとき
などのように、色々なシーンが想定できますが、やりがいや充実を感じることは、自分が率直にその治療が好きであるケースがほとんどです。
それなのでこれがわかると、これから独立開業するときに、どのようなことをメインとした治療院作りをすることが自分にピッタリなのかを見つけ出すことができます。
1番大切なことは、自分の好きな治療をこれからも日々やりながら成長させていくこと。
そのためにまずは、いく通りもある治療法の中から自分はどのような治療をこの先も伸ばしていきたいのか、治療院作りの軸とも呼べるものをしっかり明確にすると、より自分らしい治療院作りができるようになりますよ＾＾
それなのでぜひ、これまでを振り返ってみてくださいね。
まとめ
今日は、これまでの経験や自分の強みを生かした治療院作りをするために押さえておきたいポイントを３つご紹介しました。
独立して起業するということは、どのような治療院作りをするのも自由です。
それだからこそ、自分のこれまでの経験など生かしながら、自分らしい働き方をしていくことのできる治療院起業を目指していきましょう。
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