サービスの価値・可能性を追求するということ

こんにちは。
今日は、眼鏡大手チェーン「JINS」を創り上げた田中CEOのインタビュー記事より、商品やサービスの新たな価値・可能性の追求について書きたいと思います。

サービスの価値・可能性を追求するということ


「あなたが提供するサービスの価値ってどのようなものですか?」

鍼灸院や接骨院などをこれから起業して、治療院で施術をしたり、商品販売をしたりする。
そしてそれを売れるようになりたい。
そのような時に大切なことの1つに、その商品とかサービスの価値を掘り下げて追求することが挙げられます。
ただ単に売るのではなく、

それを受けることでどのようなメリット(価値)があるのか?

ここをしっかり伝えていくことが欠かせないと感じるからです。

これまで私は多くのサービスを販売してきましたが、人は、
「どのようなものなのかわからないもの」や、「メリット・価値を感じないもの」をなかなか買おう(施術を受けよう)とは思わない傾向があると感じています。

それなので、あなたがこれから治療院起業をして実際に施術サービスにお申し込みが来てほしい(売れるようになりたい)となった場合、あなたのサービスはどのようなもので?どのようなメリットがあるのか?をしっかり伝えていくことがとても大切なポイントになると思っています。

そこで今回、JINSの田中CEOのインタビュー記事にとても参考になる文が載っていたので、ご紹介します。

眼鏡は従来、視力矯正のために使われてきました、ですが、私たちは「本当にそれだけだろうか」と問いを立て、目を守る、かける人を魅力的に見せるといった眼鏡の新たな価値を実現してきました。
商品を売るだけでなく、使う人の生活をより豊かにするために何ができるかを考えてきたのです。
2022年6月7日読売新聞 経済面より引用

治療院ビジネスを成長させていくために

ご紹介した引用文は施術ではなくて「眼鏡」の話ですが、ビジネスの本質的な部分にはどの業種であれ、何ら変わりはありません。

今の時点で起業した先のサービスがすでに決まっているとします。その場合、そのサービスの魅力とか価値はおおよそ把握できているかと思います。
でも、ここで改めて考えてみてください。

あなたのサービスの価値って、本当にそれだけなの?

同じものでも角度を変えてみればまた違うものに見えることがありますよね。それと同じで、サービスもこれまでのまた違う視点で見ると、新たな価値が見つかるケースがよくあります。

さらに、
そのサービスをより良いものにするにはどうしたら良いだろう?


この視点も併せ持つということ。
商品とかサービスを成長させていくことは、その治療院ビジネスの成長にも繋がることだと考えています。
ただ毎日施術するのではなく、「より良くするにはどうしたらいいかな?」と常に考え続けること。
この姿勢が治療院経営者には求められているのではないかと思っています。

最後に

「治療院はこうあるべき」
このような先入観に縛られることなく、自由な柔軟な発想を持つことで、
サービスの可能性を追求し、これまでになかった新たな価値を生み出していくということ。

起業前であっても、起業後であっても、この考えを持ち続けることはとても重要なことだと思います。

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