見出し画像

一人ひとりに香りを創る意味

こんばんは
アロマのちえ袋 野村ちえみです


私は今お一人お一人の話をじっくり聞いて
その中でブレンド精油を創る
ということをしています


世の中にはスメハラなんていう
言葉もありますね

香りがハラスメントになる、、、
そんなこともあるようです

そうなっては悲しい🥲
ということで
今日は一人ひとりに香りを創る意味について
書いていこうと思います



香りの感じ方は人それぞれ

先日イベント出店した時に
色々と香りを試してもらって
3種類選び
好きな香りでスプレー作りをしてもらったのですが

その中で
柑橘系の香り以外
受け付けない!

という方がいらっしゃいました


柑橘は心地良く感じる
でもそれ以外はむしろ不快
という感じ


試しに柑橘系をメインにして
それ以外は隠し味程度にブレンドした
ブレンド精油を嗅いでもらいましたが

それもダメでした


でもそれで全然良いんです!


柑橘以外だめだったら
アロマセラピーができないわけではありません!


もちろんそれぞれの精油の化学成分には
沢山の効能効果があることが分かっていますが


心地よい香りでなければ
そもそもリラックスはできないし
免疫も働いてくれない


むしろ香りが不快を与えてしまっては
逆効果になってしまうのです


柑橘系といっても精油によってそれぞれ
香りの特徴を持っています
柑橘が大丈夫なのであれば
そこで提案できることも沢山あります


そして例えオレンジ・スイート以外だめでも
それをセラピーとして取り入れてみるだけで
きっと今より少しだけ豊かな時間が
増えるかもしれない



それが今
カラダと心が求めている香りなのだと思います


そんなふうに香りへの感じ方は
本当に人それぞれ
だからこそ
お一人お一人に合った
香りの提供が必要なのです



同じ人間は一人としていないから


そしてもう一点


例えばおやすみブレンドとして
売られているものがあるとします

よくあるのは
オレンジ・スイートと
真正ラベンダーのブレンド


でもこれは
その人の睡眠に
本当に必要なものなのでしょうか?


睡眠と言っても
その方の持つ悩みは色々


頑張りたいことがあって
ちょっと心が緊張気味なのかもしれないし

悲しいことがあって
落ち込む気持ちの中で眠れないのかもしれない

またはカラダに違和感があって
なかなか眠れないこともあります


なぜ眠れないのか
なぜより良い睡眠をとりたいと思うのか


それは本当に人それぞれなんです


人にはそれぞれの状況があり
見ている世界も違う
さらにそこにそれぞれの心がある


同じ状況、同じ心であることは
決してないのです!


だから効果効能から考えるのではなく
人をまず中心に考えた時に
同じ香りの提案には決してならない


"こころの数だけ香りがある"

というのは
今学んでいるアロマ外来®の
キャッチフレーズのように
なっていますが


まさにそういうことなのだと
思います



セラピーとして香りを使うなら

これに関連してさらに
セラピーとして香りを使うなら

こうやってセラピストと会話をすることで

その方自身が
なぜ自分が眠りたいと思っているのか
考える時間があります

自分に意識を戻してもらう時間です

心とカラダは
どう感じているのか

ご自身が分からないまま
香りを使うより

まずはご自身の感覚を大切に•••


そこに気づきがあれば
それだけでも見える現実や
感じる感じ方は
少し変わってくるかもしれません


だからこそ
一人ひとりと話をして
その人の世界の中で香りを創る


それが
アロマセラピーをしていく上では

とても大切で本質的な
あるべき姿なのかなと
思っています



本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました♡

いいなと思ったら応援しよう!