主のもてなし
閑静な日本家屋。
足元から頭上まで
自然体で佇む植物たちが迎えてくれる。
友人ご実家でのお茶体験。
自然体でありながら
確実に手入れがされている。
人の手が加えられつつも
植物そのものの伸びやかさを感じる
山花咲く、鳥鳴きて、楽し。
木蓮と岩八手
その伸びやかさに
見惚れ
花の生け方を尋ねた。
あるがまま
その枝葉が生えていた自然体で
良いんですよ。
優しく話して下さった。
学生時代
茶道部であったが、
それは
点前の動作を覚えるのみだった。
その前のこと
その奥のこと
その先のこと
何も知らなかった。
何も学ばなかった。
何も考えなかった。
短時間なのに
炭点前から拝見させて頂いた。
点前の最中
正客は
主との会話を取り交わす。
主のもてなしに
その過程を知らねば
実に軽い表層会話にしかならない。
この体験をさせて頂く過程に
主が費やした
時間、費用、エネルギー…
茶道を深めている方でも
主の奥底までは計り知れない。
独り読み進めるヨブ記。
神がヨブに与えたものは
何とも理解しがたい。
けれど神は
ヨブのことだけを考えてるのではない。
全ての創造物に対してのバランス。
けれど神は
ヨブのことをただの一部としていない。
全ての創造物に対しての格差なき愛。
聖書を読み進めていても
主の奥底までは到底計り知れない。
茶会体験のひと時
主が費やされたエネルギーを
私は想像もつかない。
それを感じさせない
温かく大いなる愛の深さが主にある。
主の
お茶のもてなしを通して
神の
人生のもてなしを感じた。
茶室に香る香合
なぜ
香を焚くのか
私はまだ詳しくは知らない。
それは
場を清めることでもあるのかも。
そんな
香りからの繋がりを
貴女も体験しませんか…
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