BTS 世界最大の音楽授賞式’MTV VMA’で4冠王‥すべての栄光はARMYとともに
BTS(防弾少年団)が、年間の最も優れたミュージックビデオやアーティストを決定する全米最大級の音楽授賞式『MTV Video Music Awards』で4冠に輝いた。BTSのメンバーたちは「すべての栄冠はファンの皆さんのおかげ」と受賞の心境を伝えた。
BTS(防弾少年団)が、『2020 MTVビデオ ミュージック アワード(2020 MTV Video Music Awards)』で4冠に輝き、存在感を発揮。受賞の栄冠とともに『Dynamite』のステージを初披露した。
BTSは、8月31日午前9時(韓国時間)に開催された『2020 MTV VMA』に招待されたが、新型コロナウイルス感染症により、韓国国内で撮影したステージ映像と受賞の心境を伝える方式で授賞式に出演した。
『2020 MTV VMA』は、米MTVが主催するミュージック・ビデオの祭典で、レディー・ガガ、アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフトなど錚々たる顔ぶれが集まった世界最大の音楽イベントだ。
BTSは、今年2月にリリースしたフル4集『MAP OF THE SOUL:7』のタイトル曲『ON』で”最優秀ポップ・ビデオ賞(BEST POP)”、”最優秀K-POP・ビデオ賞(BEST K-POP)”、”最優秀振付賞(BEST CHOREOGRAPHY)”、”最優秀グループ賞(BEST GROUP)”など、ノミネートされていた4つの部門で全て受賞する勢いを見せた。
“最優秀グループ賞”と”最優秀K-POP・ビデオ賞”は昨年に続く2年連続の受賞。BTSは「2年連続で栄冠を抱かせてくれたARMY(BTSのファン)の皆さんに感謝を申し上げます。今後も多くの方々を癒す音楽を作るために努力していきたいと思います」と伝えた。昨年BTSは、ホールジー(Halsey)とのコラボ曲『Boy With Luv』でK-POP賞を受賞している。
“最優秀ポップ・ビデオ賞”は今年が初めての受賞だ。BTSのメンバーたちは明るく笑いながら「”最優秀ポップ部門”で受賞できて嬉しいです。ARMYの皆さんと、私たちを応援してくださる全ての方にこの栄冠を捧げたいです」と明らかにした。昨年、ポップ部門では、ジョナス・ブラザーズの『Sucker』が受賞。
“最優秀振付賞”部門は、アーティストはもちろん、振りつけの創作者全てに与えられる賞で、『ON』の振りつけを引き受けたBig Hitエンターテインメントのパフォーマンスディレクターや制作スタッフたちも世界的な影響力を見せつけた。昨年、振付部門ではロザリア&J.バルヴィン feat.エル・グインチョの『Con Altura』が受賞している。
また、BTSは、8月21日にリリースしたデジタルシングル『Dynamite』のステージをリリース。BTSが新曲の舞台を披露したことは、本授賞式が初めてになり、授賞式前から熱い関心と期待を集めていた。
BTSは、各自個性を強調したレトロなコンセプトの衣装を着てステージに上がり、『Dynamite』に合わせて洗練された振りつけを披露。躍動的なキレのあるダンスに愉快なディスコパフォーマンスで、授賞式を視聴していた全世界のファンたちを熱狂させた。
世界最大の音楽受賞式で、K-POPアーティストが4冠に輝くという希望の花火を打ち上げたBTS。彼らの足取りは今後どこへ向かっていくのだろうか‥更なる飛躍と活躍が楽しみだ。