ユ・アイン ‘梨泰院クラス’ 会長とタッグを組んだ!? 新作映画で誘拐犯に
俳優ユ・アインと『梨泰院クラス』の”長家の会長”こと、ユ・ジェミョンがタッグを組んだ新作『音もなく』が今秋公開となる。日本でも名を知られる実力派俳優の共演とあって早くも話題沸騰だ。
今年6月にサバイバルスリラー『#生きている』を公開したユ・アインだが、早くも今秋、新作映画『音もなく』で劇場に戻ってくる。
映画『音もなく』(監督:ホン・ウィジョン)は、犯罪組織の後処理をしながら生きていくテイン(ユ・アイン)とチャンボク(ユ・ジェミョン)が、予期せぬ依頼を受けて事件の渦に巻き込まれてしまう話を描いた作品だ。
犯罪組織の”清掃人”としての役割を担っているテインとチャンボクは、慣れた手つきで引き受けた仕事を黙々とこなしていく。しかし、今まで”この世を去った方々”に仕えてきた彼らが、誘拐された子供を引き取ったことで予期せずに誘拐犯となってしまい、思いもよらない状況に直面することに‥。
ユ・アインとともに主演を務めるのは、ドラマ『梨泰院クラス』で主人公の敵役”長家の会長”を演じた日本でもお馴染みの俳優、ユ・ジェミョンだ。
演技力とスター性を兼ね備えた俳優であるユ・アインと、ドラマ『梨泰院クラス』をはじめ『秘密の森 ~深い闇の向こうに~』、映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』など、あらゆる作品で圧倒的なカリスマ性を披露したユ・ジェミョンという実力派俳優らによる強力タッグとあって、早くも期待が高まっている。
『音もなく』に関心が集まった理由は他にもある。それはユ・アインの変身ぶりだ。
劇中で扮するテイン役のため、体重を15kg増量し、さらに頭を丸めている。加えてセリフのないキャラクターに扮するため、多彩な感情と独特な雰囲気を表現できるよう視覚的な変化を試みたという。
ユ・アインの坊主頭は、先に公開された映画『#生きている』でも披露されているが、『音もなく』ではこれよりもさらに短いヘアスタイルと、がっしりとした体格で出演予定だ。
また、満を持して公開されたティーザー予告編は、独特の雰囲気と緊張感あふれる展開で好奇心を刺激してくる。
ユ・ジェミョンの声で始まり、前述したようにユ・アインは一言も発しない。キャラクターに自然に溶け込むユ・ジェミョンの深い演技とともに、視線や身振りだけで視線を釘付けにするユ・アインの存在感が強烈な印象を残す。2人の新鮮でユニークなキャラクターは、これまでの映画では見られなかった新しい犯罪劇の誕生を予感させている。
変身を恐れない2人の俳優、ユ・アインとユ・ジェミョンが熱演したクライム・サスペンス『音もなく』は、韓国にて10月に公開予定だ。
ユ・アイン
韓国の人気俳優ユ・アイン。本名はオム・ホンシク。1986年10月6日生まれ。
2003年、ドラマ『四捨五入』でAra(コ・アラ)の恋人アインを演じ一躍注目を浴びる。
2006年『俺たちに明日はない』でスクリーンデビュー。
映画『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』(2008)では、チュ・ジフンやキム・ジェウクとともに主役に抜擢され、元ボクシング選手でパティシエ見習いという役柄を演じた。