
プロのガイドで美術館鑑賞は何倍も楽しめる|海外生活#01
初めての海外旅行のイタリアで
ガイド付きのツアーで
美術館で絵画を鑑賞したのが
二十数年前・・・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐や
モナ・リザを
視界を誰にも邪魔されずに観ることができる
とても贅沢な時間だった
あれから月日は流れ・・・
ガイド付きのツアーって
参加したことがありますか?
アメリカの3大美術館
メトロポリタン美術館、ボストン美術館
そしてシカゴ美術館は
Googleマップで検索してみると
英語表記は
The Art Institute of Chicago
そう
ミュージアムとは呼ばれないんです
元々は、Chicago Academy of Design
という名のアカデミー
シカゴの大火災で焼失した後は
Chicago Academy of Fine Artsとして
名を変えて
そんな長い時間を経て
The Art Institute of Chicago
(訳:シカゴ研究所)という名前へと
何変化もさせていったという流れ
今回シカゴ美術館を
プロのガイドの視点で案内してくれる
企画を聞いて、参加してみましたが
美術館を回ることの
2時間半の充実感といったら
世界情勢を意識して
ある期間は、絵画としての存在を
ないものとして扱い
展示をされてなかった絵画があることや
シカゴ美術館を入って
すぐ目の前にある階段は
言わずと知れたウォルト・ディズニーが
ここシカゴ美術館付属の美術学校で
苦学生だった頃に学費を稼ぐために
アルバイトでお掃除をしていた階段
(彼は、この美術館のスクール部門卒業を待たずして、去っています)

誰かこの階段掃除を代わってくれないか
なんて
自分の想像の世界を膨らませていたら
一瞬で
ただの階段ではない芸術作品に
当時の経験から
有名なディズニーの映画【ファンタジア】
あのシーンが生まれているなんて
良い意味で
想像を裏切る、とても嬉しいサプライズばかり
ガイドブックに載らない
(正確には、載せられない)小話を
絵画を前に、聞かせてもらえたこと
家族を引き連れて
落ち着かない観光程度に
自分の好きなように
自由に世界を切り取ってみていた感覚
そんな狭いところの視野で
楽しんでいた感覚を
ぐっと広げてもらい
美術館の時間を
自分の感覚の研ぎ澄ましにするならば
新しさの視点を受け入れるプロの視点
その機会からつくってみること
絵画鑑賞だけにフォーカスするよりも
切り口を変えて
美術館全体を味わうこの感覚
日常に活かして過ごしていこうと
改めて思ったのでした