乃木坂46と私

 私は2012年のデビュー当初から乃木坂46を知っていたが、多く知ることになったのは2017年の「インフルエンサー」、2018年の「シンクロニシティ」の頃である。「シンクロニシティ」では、私の妹と同い年である白石麻衣さんが白いドレスを着て綺麗に踊っている姿が印象に残った。本格的に興味を持つきっかけは、2019年の「Sing Out!」である。この頃、前の勤務先が不祥事で揺れていて、勤務が続くかどうかが危うくなっていた。結局、その後私は解雇されてしまう。そんな不安や不満を抱いた中で、この曲が世に放たれた。特に「一人ぼっちじゃないんだよ」という歌詞が心に響いた。当時、事情があってなかなかこの件を他人に頼りづらかったこともあり、私がたとえ辛くて一人でも乃木坂46は私の心に寄り添ってくれる存在なのかもしれないと思ったのである。今年の2月には、ライブビューイングに行き、興奮した。現在、私は乃木坂46のメンバーが出演するラジオ番組を聴き、テレビ番組を見るようになる。ラジオ番組では、毎週水曜日の深夜(日付では木曜日)に放送されて、最年長の新内眞衣さんが司会を務めるニッポン放送の「乃木坂46のオールナイトニッポン」をはじめ、文化放送の「乃木坂46の「の」」・文化放送の「レコメン!」・MBSラジオの「イマドキッ」・MBSラジオの「ザ・ヒットスタジオ」・CBCラジオの「チュウモリ木曜日推シマシ」・bayFMの「金つぶ」・FM-FUJIの「沈黙の金曜日」・AIR-G'の「IMAREAL」・J-WAVEの「POP OF THE WORLD」などである。テレビ番組では、「乃木坂46のザ・ドリームバイト!」・「乃木坂工事中」などである。また、私は特に2期生に注目している。運営側の都合により不遇になった歩みは、なんか私自身が実の母親に虐待されて、家庭崩壊によって切り捨てられたというような家庭内で不遇の身になったことや、大学を卒業してもまともな社会的な立場に立てず、長く続いた農作業の仕事も最後は勤務先の不祥事のせいであっさりと解雇されて、今も仕事に置かれた立場に不満を抱えているというような社会に出てからの不遇の身と通じる部分があると思っているためである。「もっと愛されたかった」・「もっと大切にされたかった」という気持ちがある。他人が優遇されている姿には、妬みたくなる。そのようないろいろな感情を抱きながら私は生きていて、乃木坂46は明るく励ましてくれる存在である。最初の方は「かわいい子ばっかりじゃん」と思っていたが、メンバーそれぞれの個性を知ると面白さを感じていった。今後どのような動きを見せるのかが楽しみである。

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