小説・成熟までの呟き 0歳

 私が執筆した「成熟までの呟き」という小説が完成しました。私の32年間の人生における総決算として執筆しました。1人の女性が、生まれてから50歳になるまでの内容です。どうかご覧ください。

題名:「0歳」
 1990年4月、春の訪れは桜の花が咲き誇ることで表現された。だんだん暖かくなった。
 その1か月後、新緑の時季を迎え、爽やかな頃となった。そんな中、5月10日に1つの命が誕生した。周りの期待の目がある中で、産声を上げた。両親は、どのような名前にするか決めようとした。「これから田植えの時期になる稲は、秋には美しい穂をつける。この子も、成熟していくにつれて美しくなってほしい。」という想いが込められて、「美穂(みほ)」と名付けられた。新たな生命の息吹が、始まったのであった。


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