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美味しいカヌレが作りたい②

さて最初のカヌレ作りは頭付近に焼き色がつかないという結果に終わりました。
あれだけ焼いたのに気持ち中身も半ナマ気味なような気もします。

調べて見ると、どうやら「ロケット現象」というものが関係あるようです。
カヌレの生地が焼けている途中で型から浮いてしまい、浮いたまま焼かれるので型に接していない頭の方は焼き色がつかないという説明でした。

ということでまた焼いてみます。

生地を作り一晩寝かせて(画像では湯せんしてますが、この頃は冷蔵庫から出した冷たいまま使ってます)


型に入れて焼きます

今回は焼けている姿をじっと見守ることにしました。
本来は10分くらいしたら生地がボコボコと沸騰してくるのですが、一向にその気配がありません。
そうこうしているうちにモリモリと生地が盛り上がって来ました。


ロケット現象〜!!

なるほど!!めちゃくちゃ生地が浮いていますね。
確かにロケットが射出されているような感じです。
色々見ていると、どうやら皆さんこの現象に悩まれている方が多いようです。
とりあえず対処法としては、一度取り出して少し叩き付けて空気を抜くと良いらしいので試してみます。

写真がなくて申し訳ないですが、確かに一旦取り出して叩き付けるとヘニャヘニャになって型に戻っていきます。
ただ、また熱が入って来るとどんどん射出して来ます。
それに何回も途中で取り出して何回もヘニャヘニャにするのは良くない気がします。。。
そして出来たのがこちら。


なんだこれは。。。。


周りも焼けてないし、ヘニャヘニャのまま焼けている

これは明らかに失敗であると言えます。
やはり対処療法ではダメなんですね。。。

続きます


愛媛県松山市、アルムのパンさんのカヌレ
バニラがしっかり効いた好みの味のカヌレです

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