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2023.9.5 夢中になる暗記の授業 その2
記事2023.9.4 で、授業にカルタを取り入れることで、生徒が夢中になることを紹介しました。
今回紹介する「アップダウン カルタの授業」では、もうひとつ大きな工夫をします。
カルタ1回戦が終了すると、班で成績1番の人は上の写真のように「アップ」します。ここで「アップ」というのは、赤い矢印のようにとなりの班に移動することです。同時に成績が最後の人は、青い矢印のように「ダウン」します。
これを繰り返すと、徐々にカルタの強い人が一つの班に集まるようになります。また、弱い人も一つの班に集まるようになります。これにより、カルタが得意な人も負ける体験を味わうことができ、カルタが苦手の人にも、勝つチャンスがでてきます。
カルタに変化を与えることで、集中力はますますアップします。
この方法は、「教育の法則化運動」を提唱した向山洋一氏が
百人一首を活性化する方法として考え出したものだそうです。