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2024.2.4 理科 地球の公転軌道の形
昨日2024.2.3(土)の「いどの会」でミニ授業プラン<夏と冬>が紹介され、その内容を検討しました。
「なぜ夏と冬があるのか」という疑問が、宇宙から見た地球の運動のイメージを作ることで解決する、という授業プランです。
その中に、
(質問)
地球は自転をしながら太陽のまわりを公転しています。
地球が太陽のまわりを公転するときにえがく形は、次のア~ウのどの形に一番近いと思いますか。
予想 ア まん丸い円
イ すこしつぶれた円
ウ かなりつぶれた円
エ そのほか
があります。(上の写真のような図入り)
生徒の半分以上は、イやウを予想します。
そうして、「夏や冬がおきるのは、地球が太陽に近づいたり遠ざかったりするに違いない」と思います。
しかし、正解はアの「まん丸い円」です。
(ミニ授業書より)
じつは、科学者たちがくわしく調べたところ、地球が公転してえがく形はたしかに少しつぶれた円(楕円)でした。しかし、縮小してみると、直径10cmの円が0.01mmほど上下につぶれているだけです。円との差は図の点線の幅よりずっと小さいのです。
地球と太陽の距離の違いが夏と冬の原因ではない。
それでは、何が原因なのか・・・
と授業が進んでいきます。
ミニ授業プラン<夏と冬>(全部で9ページ)を授業で使ってみようと思われる先生がいらっしゃいましたら、「いどの会」までご連絡ください。