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成分献血やってみた
成分献血とは
「成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法」とのこと。
初の成分献血
2021年9月末頃、初めて献血へ行ってみて 400ml 献血してきた。
それから3ヵ月経ち献血可能となった点、年始休暇中で比較的時間が自由に使える点などから、再び献血しに行くことにした。
今回成分献血にしてみたのは「やったことがなかったから」という理由である。もちろん、ググればどんなものか解説は出てくるが、実際にやってみるともっと具体的にどんなものなのか分かるだろうという魂胆である。
血漿成分献血
本日、実際にやった成分献血は、「血漿成分献血」である。「血小板成分献血」という成分献血もあるが、そちらは4日間しか保存が効かないため病院からのリクエストベースで必要量だけなので、今回はそちらは不要とのことだった。
「血漿成分献血」は輸血以外にも神経難病用の薬の原料などに利用されているらしい。
成分献血と献血の違い
ざっくり2点ある。1点目は、次の献血まで空けるべき期間が成分献血は2週間、献血は3ヵ月という違い。2点目は、献血時間として成分献血は60分以上くらいで献血は30分以上くらいという違いである。
前回 400ml 献血した際には比較的献血している時間自体はすぐ終わった気がしたが、今回の成分献血では1時間以上ベッドに座って献血のため血を出し入れする必要があり、時間として長く感じた(1時間以上なので献血しながらお茶やジュースなど水分をこまめに摂るように指示された)。
前回の献血では、血がギュンギュン抜かれるだけなのでただただ抜かれているという感想だけだったが、今回は血が戻ってくるタイミングが10-15分ごとにあったので、そのタイミングでギュルギュルと血液が外から腕に入ってくる感覚が新鮮だった。
献血と成分献血のペース配分
上記で述べたように献血と成分献血では次の献血まで空けるべき期間に違いがある。それなら両方をいい感じに織り交ぜてやっていく最適なペース配分みたいなものがないか気になった。
気になったタイミングでちょうど献血ルームのトイレの壁を見ると、張り紙でモデルケースのようなものが紹介されていた。
今回初めて成分献血やってみた。献血の3ヵ月間隔に比べると2週間ごとにできるようになる点がメリットっぽいけど、献血と成分献血の最適なペースってどんな感じだろと疑問に思ってたら、張り紙にモデルケースがちゃんと紹介されてた(献血1回→3ヵ月→成分献血3-4回→献血1回…)。最適気になる職業病 pic.twitter.com/TRFhaH2pKh
— あらB🌒 (@ark_B) January 3, 2022
成分献血と献血、両方ともある割合で必要とした場合のそれなりに良さげなペース配分として「献血1回→3ヵ月空ける→成分献血3-4回(各2週間空ける)→献血1回…(以下繰り返し)」がモデルケースとして紹介されていた。
モデルケースは了解したが、ただもっと改善するなら WEBサイトなどでリアルタイムに成分献血-献血 の 需要-供給 の数値をグラフなどで可視化して公開されたりすると良いかもしれないなと思った(人間は見えている目的があるとなんとなく達成したくなるものなので)。
現在Webサイトでは次の献血可能なタイミングや輸血を受けた人の声などが参照できる。
献血ヨシッ👈
献血ヨシッ👈 pic.twitter.com/efm6N0diO6
— あらB🌒 (@ark_B) January 3, 2022
献血グッズ
献血自体は基本はボランティアなのだが、献血しようとする気にさせるため、ジュース・お菓子類・アイスなどが無料で提供されている。その延長として、献血2回目や初献血などのタイミングで献血グッズが貰える。
今回の成分献血で次の3点を有り難くいただいた。
・薄手ブランケット(実際は献血キャラクターが記載されている)
・歯磨き粉
・レトルトカレー
おわり
献血は別にみんなが須らく勇んですべきとは思わないが、健康な人で長期休暇などで時間が比較的取れるときなどはふらっとカフェに行くような軽い気持ちで行ってみると良いと思う。
献血のイラスト 引用:いらすとや