愛してくれる犬、愛される猫
ナショナルジオグラフィックの「イヌ全史」と「ネコ全史」を読んで、
「猫好きの人は猫のことを話すときに落ち着いてほしい」って思うのです。
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ネコ全史 / ナショナルジオグラフィック - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
イヌ全史の内容は客観的、かつ穏やかな視点から犬と人間の関わり合いを書いているのに対して、ネコ全史のほうは興奮気味であり、喜びに満ちている。
きっと猫がそうさせるのだろう。犬好きと猫好きの間で知能に差があるとは聞いたことがない。
そして残念ながら気になってしまったことがある。猫好きの人は、ある一つの話題を意図的に避けているのだろうか、と。
人間が絶滅させた猫に対する話題であり、保護に関する話題だ。
猫好きの写真家が出版した写真集ならいざ知らず、環境問題に明るいナショナルジオグラフィックスが出版した本でさえ、この問題には触れられていない。「かわいいでしょ」「こんな種もあるよ」「見て見て!」という記事はあるのに。
しかし、犬の本には人間による絶滅と保護が書かれている。犬に近しい狼に対する駆除は、全ての大陸のほぼ全ての地域に生息していた狼をほとんど殺しつくした。その被害の大きさに比べれば、猫科の被害はたしかに微々たるものだ。
だが、ここまで触れないのもどうかと思う。猫科に対する保護って何もなされていないのだろうか?
こんなことが書きたかったんじゃないんです。
実は、猫を飼うことの苦労を、犬と一緒に飼うことによって軽減できないかと思いついたのです。猫は集団生活が可能とはいえ、社会性は乏しい。ならば、猫と人間の間に犬を置くことで、犬に通訳をお願いできるのでは?と思ったのです。そしたら、猫を連れて散歩に出かけることも可能になるかもしれない。猫がどこかに行ってしまっても、犬なら追いかけられるので回収可能なのでは?とか。
残念ながら、この案につながる記事は見つからなかったです。
もうちょっと、頃合いをみて探してみます。
この記事を読んでくれて本当にありがとうございます。
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