草原の男

男は生まれた時からずっと草原に住んでいた。
男は草原しか知らなかった。

草原にある食料はあらかた取りつくしたので、
男は食べ物を探しに遠出をした。
数日歩いてみたら森を見つけた。
しかし、男は森の木々が風に吹かれて鳴らす音を知らなかったため、怖くて近寄らなかった。

別の方向に行くと海があった。
しかし男は、海の匂いが気に入らず近寄らなかった。

がっかりして帰ってくると、男が住んでいた草原には木が生えていた。
木には実が成っていたが、男は草原に生えてしまった邪魔な木を切り倒した。

男はそのまま飢えて死んだ。

話を作ってみるというのも面白いかもしれない。
客観的になれる。
こういう使い方をするに、AIは使わないほうがよさそうです。