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#82 季節やいつもの雰囲気を楽しむ

桜が満開です。今日は小春日和でした。
普段の土日なら、大阪方面に行く車は多いのですが、
大阪から見れば下り方向の車の方が多かったようですね。
みなさん自粛疲れもあるでしょうし、
少し羽を伸ばすのは良い1日だったと思います。

さて、桜が満開なので花見をしたいモノです。
私は本日、コストコに行ったので、
帰り道に友人と名も無き公園でコストコの寿司を頂きました。


別に花見をするのに人がたくさんいるところや、
有名なスポットに向かう必要はありません。
身近なところに季節を楽しむ工夫や癒しはたくさんあります。
私は何をするかより、誰とするかだと思っているので、
今日の花見は関西で有名なスポットの造幣局や大阪城、
万博公園や奈良・京都の寺社仏閣より楽しく過ごせました。
結局花より団子で、寿司に夢中でしたが(笑)


大概にして、生きていると、息抜きとは
日常から離れた非日常に憧れを持つことが多いです。
海外旅行に行く、温泉宿でゆっくりする、
都市圏にいるならゴルフやスノーボードなどアウトドアを楽しむ、などなど。


経験はお金を出してでも積むものだと思っているので、
非日常を楽しむためにお金を出すことは素晴らしいと思います。
ただ、残念なことにこんなご時世なので、なかなか、出歩けません。


お茶を飲みながら寿司を食ってぼーっと桜を見ている時、言われました。

「有吉さん、ぼーっとしてるの、似合ってますね」

振り返ると一見ディスってるのかと思う一言ですが、言われた時は嬉しかったです。

別に物事を楽しむのに、特別な時間や特別な場所が必要ではありません。
いつもの雰囲気の中で季節が変わったことや、
普段の風景の違いを探すことが楽しいのです。

風情や侘寂を楽しむのに、特別なスポットや雅な状態になる必要はありません。

いつもの雰囲気を楽しみ、いつもの雰囲気との違いを探す。
毎年くる季節の違いを見つけ、去年との違いを探す。

これだけのことです。
違いを見つけるだけでも、時間や手間がかかるものです。

これは、人の機微を察知する力につながります。
何年も生きてきて、普段との違いに気付かない人に、
人の少しの変化を気付けるわけがありません。

身近なところに意外な発見があるので、
遠出をする前に身近な違いを見つけてみてはいかがでしょうか。

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