ついダークサイドに落ちてしまうなぁ(笑)
大手介護系企業の講習会で、嚥下リハビリテーションを在宅で積極的に行っておられる先生。という触れ込みで紹介されて壇上にお立ちあそばしたのは、なんと「訪問リハビリマッサージ」という業態でお商売している。按摩・マッサージさんだった。
おいおい。突っ込みどころ満載である。
嚥下リハにおいては、言語聴覚士という立派な国家資格があって、日々嚥下と闘っているリハビリテーション専門職が居られるのを差しおいて、按摩さんが嚥下の講習。専門性もへったくれもあったもんじゃない。
会場にお集まりの介護支援専門員さん達もこぞって、医療のことはほとんど知らないので、
「嚥下のリハビリは按摩さんがするのか~。ふむふむお勉強になったぞ」
てな塩梅である。
言語聴覚士がやっても按摩さんがやっても大して変わらないのだろう。それなら、医療保険で見てくれる按摩さんでいいんじゃないの?安いし。介護保険を使う言語聴覚士じゃなくてもいいんだよ。どうせ食べれなくなったり死ぬのは自分たちじゃないのだから何でもいいのだよ。企業の金儲けが一番なのだ~。
てな風潮が世間様に流れまくっているから、こんなことが起こる。
言い換えれば、医学のお勉強している獣医さんにあのひとたちは哺乳類も勉強しているのだからあんたの脳梗塞の手術は獣医さんにお願いするね。と言われているようなもの。もしくは、看護師さんは医療のお勉強をしているのだから、あんたの心臓の手術は看護師さんにしてもらうね。安上がりだし私たちが儲かるからと真顔で言われているようなもの。
知らない人たちは、そうか~。そんなものなのか~。と納得しちゃっている。
やっぱりこの国の高齢者は助かる道が閉ざされているのだな。と思わざるを得ない一日でした。
はぁ~。残念!!!!もうダメだ~。
ダメだなぁ。楽しいNOTEをかこうと思っているのについついダークサイドに落ちてしまっている。
愚痴だな。愚痴。暗い話ばかりですみません。(*- -)(*_ _)ペコリ