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“想い”を形にする、偉人たち。

どうも、アリソンです。
先日、大阪・中之島で行われていた西洋絵画特別展
珠玉の西洋絵画:モネ・ルノワール・ピカソ-和泉市久保惣記念美術館所蔵品展-」に行ってきました。
初めて【美術品を見に行く】ということをしたので、感想を綴ろうと思います。


絵を見るときに意識したこと


私は美術作品や美術史、絵を描くことに対して無知識であるため、ただ絵を見るだけでは面白くないと思いました。

そこで考えたのが「タイトルを予む」です。
「予む」とは、予測すること。
つまり絵だけを見て「どんなタイトルの作品か」を考える
という絵画の知識がないからこその楽しみ方をしてみました!

その中でもグッと来た作品を2つ紹介します!

ピエール=オーギュスト・ルノワールの作品


日が落ちてオレンジ色に照らされた風景と、一人腰掛ける女性が描かれた作品
皆さん、この作品の作品名はなんだと思いますか?



正解は…
『カーニュのメゾン・ド・ラ・ポスト』

イタリアのカンテーニュ地方にある郵便局が作品名になっているそうです。

私は「腰掛ける女性」「一人休む女」「夕日に照らされる女性」といった、女性に着目し作品名を考えました。

しかし、ルノワールは背後に映る郵便局を主人公にして書いたのでしょうか。
ど素人ながら、絵と作品名にビビッと感じました。

オーギュスト・ロダンの作品


絵画ではありませんが、この彫刻も素晴らしい作品名でした。
裸で交わり合う男女。
どんな作品名だと思いますか?


正解は…
『永遠の青春』

これは思わず息を飲むほど感動しました。
裸で抱き合う男女を「青春」と表現し、「永遠」とまで主張するこの作品から、ロダンの想いが作品を通して伝わってくるような気がしました。

これらの作品含め25作品が展示されていましたが、
書かれているものをそのまま作品名にしているものが多い印象でした。
詩的でセンス溢れる作品名をつけるよりも、すべての想いを作品に詰め込んでいるという感じでしょうか。

ピカソの作品やモネの「睡蓮」など、自分で聞いたことのある作品を前にすると、
無知でも感動するものです。

新しい体験をすることは、人生において大切なことだと学ぶことができた1日でした。


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