「混乱」から「希望」を見出す方法
私たち人間は、時として「混乱状態」に陥ってしまうことがある。
「混乱状態」、それはまるで、―――――――――――――――――
「一体、自分はどうすれば良いんだ?!誰か助けてくれ?!」
と言わんばかりの状態になることを指している。
そんな、「混乱状態」のときに、非常に有効な、自分への「問い」がある。
もし、この記事を読んでいるあなたが、まるで上記のような「混乱状態」に陥った場合には、以下の、自分への「問い」を、①→②の順番で、自分に発してみると良いだろう。
①自分の悩みの種は何か?
②それに対して自分は何ができるか?
以上で終了だ。
「たった、それだけ?」と感じてしまう人も、中にはいるのかもしれない。
だが、この①と②の、2つの自分への「問い」は、自分の中に抱えている、「悩み」を、大きく解決へと導いてくれる働きを持っている。
以下に、①と②の、自分への「問い」の、解説をしていこう。
まず、①の「自分の悩みの種は何か?」だが、これは文字通り、「自分の悩みの種」を、「把握する」のに役立つ、自分への「問い」になる。
つまり、自分自身の「現状」への「把握」―――――自分自身の中の「棚卸し」―――――に大変役立つ、自分への「問い」だ。
この、自分への「問い」には、自分を、「いったん冷静な状態にする」という効果がある。
次に、②の「それに対して自分は何ができるか?」に入ろう。
これは、①の「自分の悩みの種は何か?」という、自分への「問い」で、「いったん自分を冷静にした後」に、②で「それに対して自分は何ができるか?」と、自分へ「問う」ことで、その「いったん冷静になった状態」から、「いかに態勢を立て直すか」といったことに主眼を置いた、自分への「問い」となっている。
まとめると、①の「自分の悩みの種は何か?」という、自分への「問い」で、「冷静」になり、②で「それに対して自分は何ができるか?」と、自分へ「問う」ことで、「自分の態勢を立て直す」という事ができる。
「「態勢を立て直す」という事ができる」とは、つまり、ここでは、「希望を見出す事ができる」ということを意味している。
①自分の悩みの種は何か?
②それに対して自分は何ができるか?
この2つの、自分への「問い」が、私たちにもたらしてくれる効果の「本質」は、「自分をいったん冷静にしてから、希望を見出す」というものだ。
「自分が希望を失っているとき」に、これほど、「自分のことを、元気づけてくれる方法」というものも、中々、この世に無いだろう。
今回はここまで。