2022年お気に入りアルバム総集編vol.1
さて早いもので、今年も残り1か月弱。
どんな年だったんだろう?やり残したことはないかな?
そんなことを考えながら少し2022年を振り返り始めました!!
毎年これぐらいの時期になるとSpotifyの私の1年間の傾向を知らせてくれるお便りを楽しみにしています♩
でも、今回はその前に自力でとてもアナログな方法でレコードを漁って、リリースされてから、購入してから、お家でどんな時に、どんなことしながら聴いたよな~なんて振り返りながら何度も自分に取り込むこの時間がとても好き♡
2022年も本当に良い音楽がたくさん過ぎてピックアップしたらどえらい数になりまして…すごく厳選しました。(もうね、この作業が楽しいのにほんとにどれも良いから”選ぶ”作業がとても苦痛なんです!選びましたけど。笑)
では早速ご紹介していきます!
さすがに順位はつけられなかったので順不同です、あしからず!!
このnoteで2020年おすすめアーティストとして取り上げた、ニューヨークを拠点に活動する男女6人組のポップ/R&Bグループの”Michelle”
2018年にリリースされたデビューアルバムを機に虜になって以降、今も変わらずこれからもずっと注目しているアーティストです!
今回のこの2ndアルバムもまた、前作を超える良さでどんどん大きくなるアーティストに今後も期待が高まります♩
この作品は前作よりも、より音幅も広く良い意味で初々しさがなくなってアーティストとしてより存在感と貫禄を見せてくれる作品でした!
寄り添うような優しい音楽もあれば皆で口ずさんで踊りたくなるようなポップでダンサンブルな音楽。パチパチと弾けるような演奏にウィットのきいた角のない丸みのある柔らかい歌声がほんとに心地良くてこのアルバムは今年3本指に入るほど聴き込みました( ◠‿◠ )
ほんとにどれも良いけど強いて言うなら、4~7曲目の再生頻度が高め!
4曲目のSYNCOPATEとか夏の清涼飲料水CMで流れたらいいのに!てずっと勝手に思ってます笑
皆だいすきThe 1975!
なんでこんなに良いんだ!良過ぎて憎くなる程にいい←
これだけメジャーになれば計り知れないプレッシャー…それでも毎回期待をゆうに超えてくるアーティストに有難うと拝んでしまうほどです◎笑
いつも社会に対してどこか皮肉ったメッセージが多いけど、今回は無防備に自身をさらけ出した果断で勇敢な大人な姿を見た気がします。
なんだろな~弱さを見せる事も強さだと私は思うので、この作品に関しては正にそれを体感したというか…。
どんなにすごい有名人も感情を持った同じ人間で、演じないストレートな言葉たちが直に届きます!
ものすごくシンプルで音数も少ないAll I Need To Hearは究極で、シンプルなモノこそごまかしが利かないでしょ?それに良い素材を引き立てるには良い作り手と技術が必要で、、料理のシェフと一緒ですね。
話し出すとキリがないくらいどれも本当に良くて。
このアルバムを聴くとすごく緊張感がほぐれるし同じ人間なんだと共感できて静かに温かい気持ちに浸れるしすごくエモーショナルで感情が忙しいです!笑
偏って聴いてほしくないのであえておすすめの曲は伝えません。アルバム通して聴いてください、本当に!!
黒白で無彩色のジャケットとは違い、楽曲は聴くと全部に色と温度が感じられます!全てを見せない事で、解釈は聞き手に委ねてるようにさえ感じますね…。
『ストレンジャー・シングス』のロビン役でもお馴染みのMaya Hawkeの2ndアルバムとなる”MOSS”
俳優として有名なユマ・サーマンとイーサン・ホークを両親に持つ。両親の出会いのきっかけとなった映画”Gataka”は個人的にとても好きな映画!イーサンホークの演技力にとても心奪われたことを覚えています。
さて余談はさておき、現在23歳の彼女はこの作品の制作にあたり15歳の決して輝かしくない高校時代を思い出しながら詩を書いたようです。
”Thérèse”は、NYのメトロポリタン美術館にあるバルテュスの絵画”夢見るテレーズ”にインスパイアされた曲で「閉塞感や行き詰まりを感じることについて歌っていて、誰かが作った自分自身で立ち往生している」と話している。どこか演じる自分を冷静に客観視するような落ち着きを感じました。
少しかすれたスモーキーな彼女の歌声と、カントリーやフォークなサウンドが本当に心地良くて、体の力が抜けて落ち着き穏やかな気分にさせてくれます◎
毎度の事ながらこのアルバムもどれも良いけど、特に4曲目の”Sweet Tooth”が好き♡
あまりの人気で予約していたレコードも入手困難でキャンセルが出た時は泣きそうだったけど、なんとかGETできました♩
Michelleと同じく、このnoteで2020年おすすめアーティストとして取り上げたアーティストです!
知らない人の為に簡単にご紹介、イギリス出身でロンドンを拠点に活動する歌手、ソングライター、レコーディングプロデューサー。
父親が牧師を務めていた教会で楽器演奏とゴスペルを学んだ背景を持ちます。
彼の音楽に出会ったのは2018年で”Broke”という音楽!
初めて耳にした時からソウルフル歌声とキャッチーな音楽がしばらく頭を離れず取りつかれたように口ずさんでいました!笑
”Church”ではトヨタ自動車のCMに起用されていました!
コロナの影響で公演がかなり延期されていましたが、今年の2022年9月に東京来日公演も開催されました。
2015年の1stアルバム以降シングルリリースばかりだったんですが、ようやく待望のアルバムが今年リリース!
以前契約していたレーベルからの独立・恋人との別れなど大きな挫折を経てリリースされた今作は経験からくるよりリアルな感情を楽曲に昇華されたエモーショナルな作品です。
海外のofficialでいち早く予約して届いたレコードはなんと直筆サイン入り!眺める度に嬉しくなる大切なレコードの一つです。
ライブどうしても行きたかったけど行けなくて悲しかったな~。
後日ライブに行っていた友人はしばらく興奮状態が覚めないほど本当に最高のライブだったと土産話を聞かせてくれました☆
男性シンガーではだんとつ大好きな歌声を持つSamm Henshaw!いつか生歌と演奏で絶対観たいアーティストです。
シンガーソングライターのKelly Zutrauが率いるニューヨークのインディーポップトリオ。
今作は個人的に大好きなアメリカのレーベルSecretly Canadianの「Friends Of」キャンペーンの一環としてリリースされました。
彼女の活動は2014年にセルフタイトルでデビューし、'18年にはアルバム2作をリリース。翌年には3作目となる" Letter Blue "をリリースしゲストにToro y MoiやBlood Orangeを迎えたことで話題を呼びました。
ボーカル Zutrauは「私は一度に混在する複数の感情に興味がある。幸福だけでなく、同時に悲しみや罪悪感が渦巻く一瞬こそが真となり得る」と今作について語っています。
静かに燃えるキャンドルのように儚くて暖かい作品。
息づかいや声の振動まで伝わってくるほど傍で歌いかけてくれてるような、包容力のある彼女の声が日々の疲れや緊張を解放して束の間癒しの時間を与えてくれます!
しっとりとしたい夜や落ち着きたいときすごくお勧めです。
一番好きな曲は1曲目の”Tell Me Why”です。
ショックな出来事があった時に何度も再生して、すごく救われた曲です。
vol.1としてご紹介した今回のnote。
vol.3まで続きます!お楽しみに♩
なお、今回ご紹介したMichelleとWetのレコードはonlineでもまだお買い求め頂けます!!
気になる方はそちらもチェックしてみて下さいね^ ^