《育児》なぜなに期4歳と生命の起源と生命の定義
ある日の食卓。
娘「ひいおじいちゃんってなぁに?」
夫「おじいちゃんのお父さんのこと」
娘「ひいおじいちゃんのお父さんはなんていうの?」
夫「ひいひいおじいちゃん」
娘「ひいひいおじいちゃんのお父さんは?」
夫「ひいひいひいおじいちゃん」
娘「ひいひいひいおじいちゃんのお父さんのお父さんのお父さんは?」
夫「ひいひいひいおじいちゃんの親の親の親の親の……
って、もうヒトじゃないかもしれないね。」
私(ほほう、進化の話か。ヒトとサルの共通祖先までいくのかな)
夫「娘ちゃん、ひいひいひいおじいちゃんの親の親の親……は、どんな姿だと思う?」
娘「うーん」
夫「油滴かな」
娘「ゆてき?」
私「そこまでいくの 笑」
夫「なんで生命の起源は油滴なんだろうか」
私「環境を構成する主成分がの水(親水性物質)だったからじゃないかなぁ。水と隔たることが必要だから、油というか疎水性なら良かったはず。膜の構造ができれば良いわけ」
夫「膜」
私「細胞膜を持つことは生命の定義の1つだから。膜によって環境と隔てられて、膜の中で化学反応が促進されやすくなるから、いろんな物質ができやすくなる」
夫「なるほど」
私「膜によって区切られるから、環境と体内が分けられるようになるわけ。膜がないと環境との境目がなくなってしまう」
夫「膜がないと不可能なのかなぁ」
私「というと」
夫「膜という構造を持たずに、生命として振る舞うことは可能なんだろうか」
私「うーん……」
夫「空気の層みたいな」
私「おおお……?」
この辺りでお互い集中力が途切れて、思考実験終了。
なぜなに期4歳と一緒に、いろいろ考えてみるのは面白い。