頑張りすぎないコツ
「頑張りすぎないでね」と言われても、頑張り過ぎない方法が分からない。
そんな人も多いんじゃないかな、と思う。
適度に力を抜いて目の前の生活や仕事をこなすのが私は苦手だった。
でも最近、自分なりに頑張り過ぎないコツを見つけたので、ここに書き留めて共有しようと思う。
私が見つけた頑張り過ぎないコツは3つ。
①「〇〇しなきゃ」と思うことは無理にやらない
②「仕事に行っただけor行こうとするだけで偉い」と自分を褒める
③自分へのご褒美・お楽しみをたくさん用意する
①「〇〇しなきゃ」と思うことは無理にやらない
根が真面目な人は、相手に求められていること以上に完璧にこなそうとする傾向がある。
頼まれたことに100%の力を注ぎ、さらに頼まれていないのに「自分がやっておけば他の人が楽になるかな」と思うことはないだろうか。
「〇〇しなくちゃ」と思うことのほとんどは、自分の思い込みなのだと気づいた私は、
「〇〇しなくちゃ」と思うことのほとんどを辞めてみた。
そしたら少し心が軽くなった。
そもそも「〇〇しなくちゃ」と思ってしまうということは、自分に無理をさせる可能性があるとあうこと。
無理をして壊れてしまうくらいなら、出来はぼちぼちでいいから、軽やかな心で過ごしたほうがいい。
もちろん、余力や余裕がある時はなら、「〇〇しなくちゃ」と思うことはやっていいと自分に許している。
②仕事に行っただけ(やっただけ)or行こう(やろう)とするだけで偉いと自分を褒める
ここは仕事の話になるけれども、そもそも仕事をするだけでも凄いことだ。
それ以前に仕事をしようとするだけで偉い、と思う。
どんな仕事でも、お金をいただく。
そのお金は仕事という営みの向こう側にいる他人との関係の中から発生する。
つまり仕事をするということは、自分以外の誰かの助けになるということ。
どんなに人との関わりが少ない仕事でも、必ず他者との関係の上に成り立つ。
だからこそ、人間関係の悩みが出てきたり、なんとなく仕事が億劫になったりすることもある。
しかし人間は決して1人では生きられず、直接的であれ間接的であれ、助け、助けられて生きているのだ。
その事実を思い返すことができれば、仕事に行った/行こうとしただけでも、褒められるべきことだと思う。
③自分へのご褒美・お楽しみをたくさん用意する
仕事が終わったら。家事が終わったら。今日を生きたら。
何をしたい?
ちゃんと自分にお楽しみを用意してあげよう。
できるだけ休む時間をたくさん取って、欲しかったものは1つでも手に入れて、行きたい場所があれば行く。
私は毎日、夕ご飯を心待ちにして一日を過ごしている。
おいしい夕ご飯、何にしようかな。
一緒に住んでいるパートナーは、あれを食べたいって言ってたな。帰ったら2人で夕ご飯食べるのが楽しみだな。
そんな感じで、小さなお楽しみを作っている。
ご褒美やお楽しみを作ることで、何かに一生懸命になりすぎて、力んでいる自分の心を優しくほぐせる。
ここまでが、私に効果的だった頑張りすぎないコツ。
人それぞれ、頑張り過ぎないコツはあると思う。
自分の生活に合わせて「頑張り過ぎないコツ」を探してみると、心を軽く過ごせるようになるかもしれない。
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