1瓶で3種類の塩レモンが作れるレシピ
大好きな調味料、塩レモン。
良さを知ったのは、確か5年前。知り合いのシェフがオリーブオイルと塩レモンのみを合えたシンプルなパスタを食べさせてくれた時に、そのあまりの爽やかさに開眼。
塩レモンを家で安定供給したいと思い、後日自分でも作り方をいろいろと試して落ち着いたのが今回のレシピ。
計量しなくても済む方法なので、気軽に作ってみたい方にオススメです。
しかも、このレシピは1瓶でなんと3タイプの塩レモンを作ることができる。
あえて塩を多めに入れ、塩の穀粒を溶け切らずに残すことで、作っているのは1瓶であるにもかかわらず、
・果汁で溶けて液体になったマイルドな塩レモン
・レモンの香りがうつって爽やかな塩の粒の塩レモン
・レモンごとミキサーで拡販して柚子胡椒的に使える塩レモン
の3タイプの塩レモンを楽しむことができるようになるわけです。
塩の粒の部分をパスタやサラダに使うのはもちろん、チキンソテーに加えたり、豚しゃぶにも。ふりかけるだけでお店の味に!
地味にオススメなのが、おにぎり!握る時に手のひらにまぶすと、いつものおにぎりが、レモンの香りのするおしゃれおにぎりに変身します。意外と美味しい。
液体は、サラダのドレッシングや、冷静スープに加えてみたり。
柚子胡椒がわりな使い方は、濃いめのお料理をあっさりさせたい時に、効きます。
ウナギの横に添えても、シチリアの風を感じる爽やかさ。
さて、
塩やお砂糖を使う系の瓶詰め保存食は、
「入れる塩の量は全体の○%」
と、小難しいルールが書いてあるものが多いように感じます。
塩レモンもご多分もれずに、そのようなレシピがちらほらとネットの海に落ちている。
しかしながら、この塩レモン作り方は自分の五感と直感を信じて、自己肯定力高めに調理するのがポイント。
塩レモンが常にある台所にしたいのに、めんどくさがりの私は毎回計量することが億劫なので、そんなの関係ねえ!でも美味しく作るぜえ!な小島よしお的ノリで編み出してみたわけです。
とはいえ、ざっくりすぎるのもやりにくいと思うので、目視でもそれなりに美味しく作れる方法になっています。安心してくださいな。
とりあえず、私はこの作り方で失敗したことはなく、レモンの香りを塩に閉じ込めることに成功してます。
自分の勘を頼りに作って生み出された美味しい調味料は、自信にも繋がりメンタルヘルス的にもかなりgoodな代物です。
心のセラピーに、塩レモン作りいかがでしょうか??
塩レモンの作り方
※画像手前が塩レモン(奥は、ハニージンジャーシロップ)
レモンはできるだけ無農薬のものを。瓶は煮沸したものを使うと、雑菌の繁殖が抑えられ長持ちします。
【材料】作りやすい量
・レモン サイズが大きければ1つ。通常サイズなら2つ。
・塩 とりあえずたくさん
レモンはできるだけノーワックスのものを使いましょう。外国産のものは農薬は防腐剤がかなり付着しているので、10分ほど水につけて綺麗に洗ってから使用してください。
水気はしっかり拭き取りましょう。
塩は、どんなものでも構いませんが、粒が大きなものよりも小さいものの方が早くできます。
【手順】
1
まず、レモンを綺麗に洗って水気を拭き取り、薄切りにスライスしたものをいちょう切りにします。
厚さは、最大5mmくらい。種はとりましょう。
2
レモンを瓶に入れます。高さ2cmくらいになるまでレモンを入れます。
3
次に、1cmくらいの高さ分の塩を入れます。
4
3の上にレモンを1cmくらいの高さになるまで入れます。
そして、さらにその上に1cmくらいの高さになるまで塩を入れます。
5
瓶の高さに余裕があれば、さらにレモンを入れて、その高さの半分くらいの高さになるまで塩をのせます。
レモンが顔を出さないよう、塩できっちりと蓋をしましょう。
瓶の蓋をしめて、完成です。
冷蔵庫には入れず、1週間は常温で放置します。
レモンの香りを塩にしっかりとうつすためです。
直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。瓶をたまに振るとと、果汁が行き渡って、味に偏りがなくなります。
レモンの様子をみつつ、大丈夫そうならその後もずっと常温で。
クーラーのない暑いお家なら、冷蔵庫に入れた方がいいかもしれません。
1つの瓶で、液体/塩の粒/柚子胡椒的 といった3つの食べ方ができるなんて一石三鳥。お得です。
お気に入りの食べ方を探して、ぜひ作り置きしてみてくださいな。
note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و