瓶に優しい煮沸(しゃふつ)消毒の方法
煮沸消毒とは、沸騰させたお湯の中で瓶などの容器を滅菌すること。
ジャムやペースト類などを瓶詰めして長期保管する際には必須です。煮沸消毒の作業は、面倒なようで慣れるととても楽ちん。料理の片手間におっきな鍋でまとめてやっておくと、使いたいときに使えるので便利です。2週間に一度はやる、ちょっとした習慣でもあります。
特に、夏は暑く食べ物も腐りやすいので、手作りのジャムやおかずなどのちょっとした物でも、煮沸した入れ物を使うと長持ちしてオススメ。
表題に戻ります。
ーなぜ瓶に優しいのか。
瓶を直接鍋に入れると沸騰による気泡が勢いよく出てくるため、瓶が鍋にあたりガタガタと大きな音がします。丈夫なガラスなら良いのですが、薄かったり経年劣化した瓶はヒビが入りやすく破損の原因にもなり危険です。
それを防ぐために、鍋底に布をしいて煮沸するのが、今回のポイントです。布を敷くことで、鍋との衝突を防ぐことができ、音も静かで瓶にもダメージが少ない状態で、きっちりと煮沸消毒できます。
瓶に優しい煮沸(しゃふつ)消毒の方法
1
鍋に布巾を折ってしき、その上に瓶を並べ入れます。
2
水を入れます。熱湯ではなく、常温水を入れるようにしましょう。熱湯をいきなり入れると、ガラスが温度変化で割れてしまうことがあり危険です。
3
中火で火にかけます。沸騰してから5分くらい、そのまま煮沸します。
4
熱湯をシンクに流し瓶を取り出します。
熱いので火傷に注意。私は、煮沸したさえ箸を使って取り出しています。
5
綺麗な布巾の上にのせ、水分が綺麗に乾いたら煮沸消毒の完了です。
大きな鍋でまとめて煮沸消毒して、棚に煮沸瓶コーナーを作って適宜使用してます。思い立ってうっかりジャムを作りすぎてしまった時に便利。
煮沸消毒の方法は、この動画の前半部分でやってます。文章だとイメージがわきにくい場合は、ぜひご覧くださいな。※甜菜糖シロップの作り方詳細は後日アップします。