本棚:『今日もごきげんよう』
「暮しの手帖」の元編集長の松浦弥太郎さん。友人から『今日もていねいに。』を貸してもらって知り、その後、何冊か読みましたが、読むたびに「ていねいに暮らしたい!」と思います。
本書のタイトルは『今日もごきげんよう』。「ごきげんよう」という言葉、使い慣れてないですが、憧れは強く…。テレワークの日はラジオ体操をやるのですが、最後に「ごきげんよう」を聞くのが好きです。体操指導の方、全員が言うわけではありませんが、体操が終わっても、すぐにラジオは切らず、「ごきげんよう」を聞いてから、「よし!仕事に戻るか!」とラジオを切ります。
ここのところ、タイムパフォーマンスとか、いかに効率よく時間を使いこなすかに気を取られていましたが、一旦、クールダウンできたように思います。マイペースな私が、時短とかって多分、合わないでしょうし。時間は有限だから大切に使いましょう!というのはその通りだと思いますが、無駄の定義は人それぞれで、立ち止まることも必要だと思いますし、一見無駄だと思っていたことが、のちのち役に立つこともあるかもしれないですし。それから、私の中で根底にある考えが、みんながみんな何者かにならなくてもいい、自己実現できなくてもいい、ということ。
「ごきげんよう」が似合う大人になりたいですが、まずは自分のご機嫌をとれるようにならないとなぁ。