本棚:『タルト・タタンの夢』
〈ビストロ・パ・マル〉シリーズの第一弾。勤めはじめて二カ月のギャルソンである主人公の高築智行、ソムリエの金子ゆき、副料理長の志村洋二、料理長の三舟忍の4名で切り盛りしているフレンチ・レストランが舞台。
表題作の「タルト・タタンの夢」と「割り切れないチョコレート」は、アンソロジーで読んだことがあるので、このシリーズ自体は知っていたのですが、ちゃんと読んだのは初めて。そして、読書メーターの感想を見て、「シェフは名探偵」というドラマにもなっていたのね、と知りました。(テレビをあまり見ないので、本を読み終えて、感想を書くときになって、「ドラマ化 or 映画化されてたんだ…」と気付くということが結構あります。)
最近、食費(特にお米)の値上がりにヒーヒー言っておりまして、なかなか気軽には外食しようという気になれないのですが、いいお店でいい料理食べたいなぁと思いました。
もう10年以上も前ですが、会社の同期での飲み会で、ふだんなら居酒屋なのに、その時はフレンチで、幹事曰く「たまにはいいと思って」とのこと。お酒が入らなければ、それほどお金がかからずに美味しいもの食べれますもんね。お酒を飲まなくなった身としては、お酒よりも料理にお金をかけたいなぁ。
早いもので、今年もあと1カ月ちょっと。私が気になっているのは、年賀状印刷と来年の手帳の購入ぐらいですが、クリスマスの予定が楽しみの方も多いでしょうか。フレンチ・レストランで過ごす方もいるのかなぁ。