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本棚:『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』

本シリーズは図書館で何度か見かけたことがあり、読んでみようかなぁ、どうしようかなぁ、と思ってそのまま。職場の人との会話で、ふだんどんな本を読んでいるのか聞かれ、「小説が多いですね~」と返したところ、その方は小説はあまり読まないけれど、読んだことがある本として挙げたのが本書。NHKのドラマの方がきっかけのようです。
そういう話を聞くと、俄然気になりまして、でも、シリーズものは順番通りに読みたい!ので、1作目の本書が図書館の書架にない間は我慢し、ようやくタイミングがあって、借りれました。そして、先入観なしで読みたいので、ドラマのキャストは読み終えた後で確認しました。

睡眠ファーストに考えるようになってから、夜遅くに起きていることがほとんどないので、外出なんてもっとないわけですが、時間帯で街の様子はだいぶ違って、夜は夜で独特の雰囲気があるよなと思います。パン屋さんというと、朝早くに仕込みをしているイメージがありますが、夜中にあのパンの芳ばしい匂いがしたら、もうだめかもしれない。
パンは道端でも公園でもどこでだって食べられる、囲むべき食卓がなくても平気でかじりつける平等な食べものって、思ってみなかったなぁ。


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