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ハンカチで鼻をかむ人々の日常

小学校の上級生が卒業記念に寄贈したのは、ルノワールの『舟遊びをする人々の昼食』。そのタイトルを真似してみましたが、ルノワールはまったく関係ありません。

冬の朝の通勤時は、鼻水が出て困ります。ついでに鼻水だけでなく、涙も出てきて、すごい顔となっていますが、ティッシュは使いません。意地でも鼻水をすすって…というのではなく、鼻をかむ用のハンカチを持参しています。
幼稚園ぐらいだったと思いますが、祖父とのお出かけ中のこと。鼻水が出てきた時、祖父が差し出したのは白いハンカチ。いつもティッシュで鼻をかんでおり、ハンカチとは洗った手を拭くものだと思っていたので、「え?ハンカチで鼻をかむの?ハンカチを汚していいの?」と子どもながらに思ったことを覚えています。
今思えば、昔はティッシュはなかったわけで、それ以前はハンカチが普通だったよな…と。以前読んだ『たのしい不便』という本の中でも、ティッシュを使わずハンカチで鼻をかむことが書かれており、数年前からハンカチで鼻をかむようになりました。
今の職場では掃除は業者さんですが、前の職場は廊下やトイレなどの共有スペース以外は、各職場で掃除をしていました。その時に私が嫌だったのが、ティッシュのゴミ。コロナでなくとも、ティッシュのゴミはなんとも言えず…。
また、洗った手を乾かすために電気を使うのは無駄だと思うので、ハンドドライヤーは、ハンカチを忘れたとき以外は使わないようにしています。ハンカチ1枚(手を拭く用と鼻をかむ用だと2枚)でできるエコ、いかがでしょう。


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