本棚:『暮らしのなかのSDGs』
SDGsという言葉はよく聞くようになりましたし、SDGsのバッジも見かけますが、実際のところ、どうなの?と思うことは多々ありまして。SDGs関連の本も多々ありますが、本書は絵本のような感じで気軽に読めます。読んで思ったのは、「これが正解!」みたいなのはなくて、一人ひとりがより良い未来を考えて、行動していくことが大事なんだろうなと。
事例紹介の中の1つに『ローカル鉄道会社の古くて新しい「逆開発」』として小湊鐡道のことが書かれていました。小湊鐡道を利用したことは実はないような気がするものの(バスはよく利用したけど鉄道は…)、千葉在住の間はよく見たので、勝手に親近感を持っており、嬉しかったです。地元民と一緒に荒れた土地をならし、菜の花を植えたり、養老渓谷駅前のコンクリートを剥がして、そこに自生するのと同じ雑木を植えたり。そんな取り組みをしていたとはつゆ知らず、身近に良い事例があったのに…と反省。
『プラ削減!今日からできる20の"Actions"』の1つめにあったのが「レジで開口一番、袋を断る(肉や魚のビニールも!)」。こいつ面倒だな…と思われているかもしれないけれど、これは実践しておりまして、先日、こちらが言う前に「これ(裸売りのズッキーニ)袋に入れますか?」と聞かれ、ちょっと感動しました(袋はもちろん断りました)。たしか、そのレジの方には前の週に、豆水煮をポリ袋に入れようとしていたところでお断りして、それを覚えていたんだなぁと。