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本棚:『お金大全100 改訂版』

久々のお金に関する本。「1日1分読むだけで身につく」とあり、カラーでイラストも多くて読みやすそうだなぁと思って手に取りました。「節約する」「貯める」「使う」「備える」「増やす」の5つの考え方や使える制度などが紹介されていますが、最後にあるのが、お金を貯めるマインドやお金を増やす「投資脳」について。お金持ちになれるかどうかは(お金持ちの定義は置いておき)、行動、実践するかにかかっているとのこと。…ということは、本書を「読むだけで身につく」わけではなく、行動に移さないとね…とちょっと心の中でツッコミました。「お金の超基本」とのことなので、幅広く書かれている印象を持ちましたが、実際に行動に移すためには、特に投資などはもう少し別の本なども読んでからの方がいいんだろうなと思いました。
日頃、職場でなんとなく私が気になっている他の人のお金の使い方。それは「ラテマネー」というのだと知りましたが、たとえばスタバのコーヒーを毎日飲んでるとか、ペットボトルをよく買っているとか。お金に不自由していないのか、それともお金に無頓着なのか、どっちなんだろう?と他人様のお金の使い方が気になって。以前の職場では、小学生ぐらいのお子さんが2, 3人いるような方々は、たいていマイボトルかインスタントコーヒーを持参、さらに弁当持参率も高かったように思います。
本書では現金よりもキャッシュレス決済をおすすめしており、たしかにポイントは貯まるのですが、人によるだろうなと思いました。単純に現金払いのところをキャッシュレスに置き換えるだけならいいのですが、たしか行動経済学の本で、支払う時の手間がなければないほどお金が出て行きやすいってあったからなぁ。


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