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本棚:『北欧でみつけたサステイナブルな暮らし方』

食品ロス問題ジャーナリストとして有名な井出留美さんの本。Yahoo!ニュースのオーサーでもあり、こちらは記事更新されているかなぁ~とちょくちょく拝見しています。

私のぶっとんだ目標は「ごみの出ない社会をつくる」ことでして、できるだけ ごみを出さずに暮らしたいと思っていますが、ごみの中でも一番心が痛むのが食品のごみ。食べることは命を頂くことだと思いますので、食品を無駄にするというのは、命を無駄にしていることだと思います。先日、朝の散歩中に、ゴミ集積場に中身がほぼ残ったお弁当が蓋を外した状態で置いてあり、衝撃を受けました。住民が出したゴミではなく、通りかかった人が、買ったけど、食べれないや~と置いて行ったのかな…と思いますが。
食品ロスが出ないように賞味期限が近いものや規格外のものを安くして売ったり、加工したり、様々な取り組みは素晴らしいと思いますが、そもそもの原因は食品が余っているということなんだろうなと思います。いつでも手に入るのはとても便利だけれど、そのためには余剰に在庫を抱える必要があって、それって作り過ぎなわけで、サステイナブルと言えるのかな?と思いました。
本書では、食品ロス削減の立役者セリーナ・ユールの話に特に感銘を受け、彼女のようにアクティブには活動できないけれど、少なくとも知識のアップデートは意識していこうと思いました。


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