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本棚:『冬季限定ボンボンショコラ事件』

『春期限定いちごタルト事件』、『夏期限定トロピカルパフェ事件』、『秋期限定栗きんとん事件 』と続いて、しばらく間が空いて『巴里マカロンの謎』が刊行されていた小市民シリーズ。ずっと冬がなかったわけですが、ようやくの本書。現在アニメが放送されているのも関係あるのかなぁ。
私が読み始めたのはつい最近なので、「すごい待った」感はないのですが、春から秋までは10年以上前だから、今、アニメ化されるってすごいなと思いました。
そもそも小市民を目指すきっかけとなったのは何故か…。小鳩くんと小佐内さんの出会いも本書で知ることができます。高校三年生のクリスマス目前の二人。轢き逃げにあり、小鳩くんは入院生活を余儀なくされます。そして、過去のある事件との類似性を感じて…。

恥ずかしながら、お菓子の名前はよく知らず(お菓子に限らず料理全般わからない…)、ボンボンショコラって何だ?と調べてしまいました。ぱっと頭に浮かんだのはメリーチョコレート。そして、かつては季節行事として職場で配っていたバレンタインのチョコの買い出し。バレンタインもやらなくなって、自分のためにはお菓子は買わないルールをつくり、お菓子売り場に行くとしたらお土産を買う時ぐらい。お土産ならば、その地域の銘菓がいいかなと思うので、チョコとは縁遠い状態となっています。
本書では、小佐内さんが小鳩くんにお見舞いの品としてボンボンショコラを渡しますが、1日1個のルール。あの小佐内さんからそう言われたのなら守るかもしれないですけど、私の場合、お土産とかでもらったお菓子、一気に食べきってしまうことが多くて…。お菓子は視界に入らないようにしないと…。


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