本棚:『40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考』
久々の勝間さんの本。もう5年ぐらい前になりますが、一時期、勝間塾に入っていました。本書を読んで、また入塾したい気持ちになりました。きっと、前回よりはもっとしっかり吸収して、アウトプットにつなげられるんじゃないかなと。あの頃より、これから先、どういうふうに働いていきたいか考えるようになったので。まさしく40歳あたりに壁があるのでしょう。
先月参加したキャリアコンサルタント養成講座の説明会でも、40~50代の受講生が多いと言っていましたし、最近、乗馬クラブに入った同僚によると、乗馬クラブもそのぐらいの年代の人が多いとのこと。みんな色々、模索しているのかなぁ。
「そうなんだ!」と元気をもらったのは、リスキリングの話。自称マルチ・ポテンシャライトなので、いろいろなことに興味はあるんですけど、よく言われているDXには興味がなくて…。こんなんじゃダメかなと思っていましたが、「リスキリング=DXという固定観念を手放そう」とあり、確かに、もともとITリテラシーも高くない私が頑張ったところで、デジタルネイティブでしかもそういうのが好きな人には全く敵わないでしょうし。そして、元気をもらったのは、中年女性は安心・安全の代名詞で、一種のブランドだということ。
キャリコンの説明会で、20代~70代まで幅広いと聞いて、20代の若者もいるのかと驚きました。でも、例えば自分が大学生だったら、ちょっと年上の人の方が身近で話しやすいかもしれないけれど、今の中年の私は年下の人にキャリアの相談するのはなんとなくなぁ…と思ったのです。なので、若さが武器になるものもあれば、逆にある程度の年齢の方がいい場合もあって、ターゲット次第なんだなぁと。
24個の悩みに対して、それぞれ参考となる本が紹介されているのですが、どれも気になってしまって、読みたい本が増えました。あぁ、読めてない本がいっぱいあるのに。