本棚:『ソーラー女子は電気代0円で生活してます!』
先日紹介した『みんなの節電生活』を検索した際に関連のある本として表示されたのが本書。コミックエッセイが好きなので、「おっ!漫画だ!」とこれは読まなきゃ!と思いまして。
太陽光パネルというと戸建住宅の屋根に設置されているのが思い浮かびますが、団地などでもベランダに設置できるんだなぁと参考になりました。著者が電気代0円生活をはじめたきっかけは、東日本大震災。節電生活にハマった結果、今ではオフグリッドに。節電生活でまずはじめにやったことは契約アンペアを30Aから15Aに変更したことだそうです。(ちなみに旦那さんは単身赴任、息子さんは寮住まいで、カメのソラちゃんと暮らしています。)
現在、わが家は20Aでして、15Aにしようか悩んだことは何度か。ちょうど3.11のときに住んでいたアパートは30Aで、そのときに20Aに変更。次のアパートでは間取りが広くなった分、はじめ40Aになっていまして基本料金高っ!と思って、部屋が広くなっても住んでいる人は変わらないんだからと20Aに変更。このとき電力会社からは「季節ごとの変更はできませんよ」とか「夏や冬は冷暖房で消費量が増えますよ」と念を押されましたが、特に問題なし。今のアパートも広くはないのに、もとは40Aになっており、20Aへ変更。「1年間は変更できません」と言われてから1年経つので、そろそろ変更しようと思えばできるんだよなぁ。15Aかぁ、どうしようかな。スマートメーターに変更してもらったから、すぐにアンペア変更できるんだよなぁ。
本書で「いいな」と思ったのが、ご近所さんと節電の話をしていること。節電のコツとか共有できるといいですよね。そして、冷蔵庫はやっぱり使わないのね、意外となんとかなるのね、と思いました。わが家はエアコンをほぼ使わないので、電気使用量への影響が大きいのが冷蔵庫でして、夏が山場です。
ソーラーパネルを今のアパートに設置するというのは、まだまだ引っ越しの可能性もあるし、難しいかなと思っていますが、ソーラーモバイルバッテリーは持っていまして、スマホやスマートウォッチの充電の足しにはなっています。ソーラークッカーも気になりますが、アルミホイルを使って、なんちゃってソーラークッカーなら自作できそうだなと思いまして、今度やってみようかな。
必要のない電気の使用をやめて、ソーラーパネルとちょっとした工夫で十分生活できるんだろうなと思いました。節電&太陽光発電に興味はあるけど、ハードル高そう!と思っている方には、ぜひ本書を読んでいただきたいです。