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本棚:『海と真珠』

「海と真珠」を踊ることとなった二人の主人公。性格も家庭環境も違う二人。お互いを意識しつつ、双子に見えるような演技を目指すが、彼女たちの前にはいくつかの難関が待ち受けていて…。

ちょうど同僚の娘さんがバレエを習っており、その定期公演を観に行ったこともあり、それまで全く知らなかったバレエの世界が少し身近に感じられました。主人公の二人の母親もまた対照的なのですが、娘を大事に思っている点は同じでして、どちらがいい悪いではなく、どちらも素敵だなと思いました。なんとなくバレエってお金かかりそうなイメージはありましたが、実際のところもそうなんだなと。そして、親のサポートも大きいんだなと。

自分自身が子どもの頃に習っていたのは、小2で転校する前は習字と日本舞踊、転校後はそろばん。日本舞踊を続けていれば、私の人生ちょっと違ったかしら?なんて考えてしまいました。習い事でなくてもいいのですが、何かこう楽しくて仕方がない、夢中になれるものがあったらよかったなと思いました。でも、きっと10年後の私からしたら、今の私は十分若くて、やりたいことがあればどんどんやればいいじゃん!って思うでしょうから、今は今で自分がその気になりさえすれば習うことはできるはずなので、大人の今も悪くないかなと思います。


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