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本棚:『書店ガール3』

舞台は3.11から2年半経った吉祥寺と仙台。理子は東日本地区を統括するエリア・マネージャーを兼任。亜紀は育休から復帰し、文芸担当からビジネス書・資格・経済書の担当へ。今回、彼女たちが企画するフェアとは?
3.11からもうすぐ12年。あの頃は会社には歩いていける距離に住んでいて、地震は今まで経験した中で一番大きくて、「なに?何?どういうこと?」と思ったけれど、帰宅困難になることもなく、その後、テレビで地震のすごさを知りました。今回の舞台の1つである仙台は、大学生の時に過ごした場所。大学にいる間にも「何年か以内に宮城県沖地震が起きる」と言われていて、自分がこっちにいる間に起きたら嫌だなと思っていました。そして、自分が仙台にいる間には起きなかったわけですが、よかったというよりは、私ってずるいのかな…と思いました。
3.11のときは計画停電も経験せずに済みましたが、2019年に千葉を襲った台風で数日間の停電を体験。その時、図書館で借りてた本で気を紛らわし、紙の本があってよかったと思いました。その後、ちゃんとラジオを購入しましたが。
現実から離れられるような物語もいいけれど、時代や出来事を反映した本も大事だなと思います。最近ではコロナを扱った本が多いですが、何年か経って読み返してみた時、どんなことを思うんだろうなぁ。


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