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わたしの本棚

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わたしの読書記録です。
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#お金の話

本棚:『ジェイソン流 お金の増やし方』

だいぶ前に図書館で予約したものの、なかなか順番が回ってこず(いまだに人気があるということですね)、たまたま気が向いたから別の図書館でも予約していたところ、そっちの方が早く順番が回ってきました。 お金を増やそうと思ったら、いろんな投資先が気になってしまいますが、ジェイソン流だとシンプルかつ一貫しているなと思いました。個別株は私も手を出す予定はありませんでしたが、コモディティ投資ってよくわからないけどどうなの?とか、不動産ってどうなの?って、やるべき or やらないべき、という

本棚:『ジェイソン流 お金の稼ぎ方』

『ジェイソン流 お金の増やし方』も図書館で予約しているのですが、こちらの方が(後から予約したにもかかわらず)先に順番が回ってきました。 一番印象に残ったのは、インターンシップの話。本書の前に『マルチ・ポテンシャライト』を読んだので、能力の掛け合わせで代わりのきかない人間になるということが、「確かにそうだよね!」と私の中では繋がったように思います。 表紙に「コレだけやれば収入が増える!」とありまして、確かに書かれていることをやれば収入は増えると思います。「コレだけ」という、

本棚:『池上彰のはじめてのお金の教科書』

小学生向けに書かれた本なので、とても読みやすいです。私も小学生の頃に読んでいたならば、お金に対するイメージが変わっていたでしょうか…。 中学の頃に授業で見た、クレジットカードの使い過ぎで消費者金融でお金を借りて、さらに借金が増えて首が回らなくなり、自殺したOLの話のビデオの印象が強くて、大人になってからもクレジットカードには結構 抵抗がありました。今ではカード払いができるところでは、クレジットカード決済を使っていますが、それは自分がケチで物欲が少ない方だし、使った分はメモし

本棚:『お金大全100 改訂版』

久々のお金に関する本。「1日1分読むだけで身につく」とあり、カラーでイラストも多くて読みやすそうだなぁと思って手に取りました。「節約する」「貯める」「使う」「備える」「増やす」の5つの考え方や使える制度などが紹介されていますが、最後にあるのが、お金を貯めるマインドやお金を増やす「投資脳」について。お金持ちになれるかどうかは(お金持ちの定義は置いておき)、行動、実践するかにかかっているとのこと。…ということは、本書を「読むだけで身につく」わけではなく、行動に移さないとね…とちょ

本棚:『お金さま、いらっしゃい!』

ここ最近、立て続けに読んでいたカルト村シリーズのコミックエッセイ。本書は著者の3冊目の作品で、お金が存在しない村で育った著者が一般社会に出てからのお金との付き合いについて書かれています。 お金を使わずに育ったならば、はじめて働いて手にするお金の価値は妥当なのか、感覚がないだろうなぁ~と思いましたが、自分自身も子どもの頃や入社したばかりの頃とでお金に対する感覚は違ってきているわけで。 入社したばかりの頃は、たいして仕事していないのに、こんなにお給料もらっていいの?って思いました

本棚:『財布は踊る』

専業主婦のみづほは、節約して貯めたお金でハワイに行き、念願のヴィトンの財布を購入。イニシャルを入れた財布は自分だけの財布になるはずだったが、夫の借金が発覚。やむなく財布は新品同様の状態で手放すことに。そして、その財布を手に入れたのは…。 著者は原田ひ香さん。これはお金の話だわ!気になる!と嬉々として手に取りました。はじめの話では、「毎月支払額が一定って、そりゃリボ払いでしょ!早く気付いて!」と思いましたが、後半に出てくる奨学金の裏技は知りませんでした。たしかに、社会人になっ

本棚:『お金の減らし方』

お金の増やし方についての本はたくさんありそうですが、減らし方についての本は少ないかと思います。「減らし方」と聞いて、「使うお金の減らし方」かな?なんて思ってしまいましたが(それだと結局、お金の増やし方になってしまう…)、お金を減らすとは、お金を使うことです。 お金はツールの1つであって、お金を増やすこと自体は目的ではないはずですが、それをすっかり忘れてしまっていた私はお金に囚われているのかもしれません。最近はそういうことはなくなりましたが、以前は漠然と「買い物したいなぁ」と思

本棚:『たまらない女 ためられる女』

「たまらない」「ためられない」とはお金のことで、表紙に「仕事に、恋に、がんばる女子のための マネーレッスン小説」とあります。主人公は大手アパレルメーカーの営業担当の28歳女性。幼馴染が勤めていた会社が突然倒産するも、失業保険と貯めていた貯金により、じっくり新しい職を探す姿に自分のお金の使いかたについて考えるようになります。 マネーレッスン小説って珍しいなぁ~と思い、手に取りました。マネーレッスンが目的だからか、うまく行きすぎ?な印象は少々ありますが、思い出したのは進研ゼミの

本棚:『普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門』

最近読んだ『FIRE 最強の早期リタイア術』『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』は、翻訳されるだけあって面白かったのですが、唯一の難点がアメリカ向けだということ。厚生年金とか会社員のメリットもあるからなぁ~と思ったり。その点、本書は日本版とある通り、日本の制度のことが書かれていますから、もっと現実的に考えやすかったです。 FIREという言葉を知ったばかりの数年前は、50歳で早期退職する!と思ったものですが、今は、ゆる~く生涯現役を目標としています。本書にも早期

本棚:『アリエリー教授の「行動経済学」入門』 お金篇

"20% OFF"や"30% OFF" などと書かれていると、これはお得!というより、買わなきゃ損!と思えてきて、価格の妥当性や、そもそも必要か?といったことを考えずに飛びついてしまったり。ちょっとしたプチ贅沢は「今日は頑張ったからご褒美♪」なんて思うけど、昨日と大して変わらない今日だったり。値段が高いもの、手作りのものは、無条件に価値も高いと思ってしまったり。 思い当たる節は多々ありまして、人間って全然 合理的じゃないよね…と思いますが、だからこそ愛おしくも思えるというか。

本棚:『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』

本書はアメリカでの投資について書かれているため、具体的な投資アドバイスもアメリカ向けとなっていますが、基本的な考え方は日本にいる私たちにも参考になると思います。 お金を増やすというと、頭を使って難しいこと、複雑なことをやらなければいけないと思いがちですが、シンプルが一番なのだと思いました。一方で、英語をマスターしようと思ったら、英語の本を買ってくる、英会話教室に通う等々、勉強しますが、お金に関することになると、自分は絶対騙されない、とか、あまり勉強せずに自分を過信して、はじめ

本棚:『FIRE 最強の早期リタイア術』

まず何より、面白かったです。数年前まで、50歳になったら早期退職しようと目論んでいましたが、著者はなんと31歳でミリオネアになり、仕事を辞め、世界中を旅行してまわる生活へ。もともと裕福だったわけではなく、幼少期は中国の貧困層で暮らしていました。そうなると、自分にもできないことはないかも?と思えてきます。 パーソナルファイナンスの3つの力は、収入、支出、投資で、ミリオネアになった人は、この3つの力のうち、2つは平均的でも残る1つが卓越した傾向にあるそうです。例えば『金持ち父さん

本棚:『「お金じょうずさん」の小さな習慣』

「小さな習慣」というのがいいなと思います。そのアイデア、なんと254個。きっと、やってみようかな、というのが見つかると思います。 【買い物に行っても「買わない」】というのがあるのですが、意外と盲点のように思います。私も以前は、買い物に行ったからには何か1つでも買って帰らないと…と思っていました。今では、欲しいものがなければ無理して買う必要はない、いい散歩になったなぁ~と思う程度。それ以前に、欲しいものがなければ、ただ漠然と買い物に行こう!ということもないですが。 【「売る」と