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心のなかをのびのびと自由でいさせる方法とは
先日出版した『自由の丘に、小屋をつくる』の試し読みができるようになりました!!以下のサイトで1章まるまる読んでいただけます。
https://www.bookbang.jp/article/766829
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そこに出てくるのが、娘のためにはじめて作った小さな机。家庭科が「一」で、不器用すぎる自分には大きなチャレンジでした。
8年後も現役で、なかなか長持ちしています。我ながら手作りらしい味が出ています。写真とともに試し読みしてみてください。
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私がこの本で伝えたかったことは、別に、「みんな小屋を作ろうよ」とか「タイニーハウスな暮らしって最高ー」とか、そういうことでは全くありません。
ただ、もの買って済ませる以外の選択肢を持っていたら、自分で作るという楽しみがあったら、自分は何かを生み出すことができると信じることができれば、少し窮屈な日常のなかでも、心のなかはのびのび自由でいられるよ、ということでした。
実際、小屋作り後半と並行して私は映画を作ったり、自主配給をしたりするだけど、それはこの机作りから続いてきた道のような気がします。
ひとつできるようになると、次をやってみたくなる。その先には、自分の知らなかった地平線が見えてくる。それが面白い。自分の中に誰にも支配されない表現の領域を持っておく。最初は小さくてもどんどん広がっていく。何でもいいと思うけど、それはモノづくりではやりやすい。
とはいえ、DIYって、現実的に覚えておいて損はないスキルだなあとしみじみ思います。自分の暮らしを自分の手で少し良くすることができるって、幸せに直結する。喜びの自家発電。
実際わたしは小屋だけじゃなくて、実家をリフォームしたり、賃貸の今の部屋をプチ改装したりして、日々の暮らしの風通しをちょっとだけよくしようとしてきました。
何かはじめてみたい人、自分の手で何かを生み出したいという人に読んでもらえたらと思います!!
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