やってみなきゃ分からない
体験が知識より100倍大事って話。子供が体験するのを大人は見守り、応援しようってお話です。
この記事を音声化しました。内容を少々膨らませて収録しております ↓
昨年11月末のまだ薄暗い京都のホテルでのこと、、、
初めての京都。
新しい土地に新しい感覚。
夜は知らない街を歩き、
冷たい風や見慣れない景色を楽しむ、
これが僕の旅の楽しみの1つ。
旅にくると今までとは違ったことをしたくなる。
例えば、食べ物。
食べたことない地元のものを
食べたいよね。
これ、ほとんどの人が同じだと思う。
昨日の昼食、こんなものがメニューにあった。
「抹茶ビール」
何これ?
となれば当然飲んでみる。
感想は、、、
普通のビールが好き!
でもね、次飲んだ時は違うかもしれない。
飲みなれてないだけかもしれない。
ということで2杯目。
感想は、、、
普通のビールが美味い!
やっぱね、普通のビールが最高だよ。
あるお土産屋さんでは美味しそうなメロンパンを
焼いていた。
香ばしい匂いで食欲に火がつく。
よーく見ると色々なアレンジがある。
メロンパンをカットして、その間に
アイスクリームやホイップクリームを
はさんだメニュー。
その中に異質なものが1つ。
迷わずそれを注文する。
注文したら、定員さん
「え、注文するんですか!」
って顔している。
売れないのか、このメロンパンは、、、
そうなるとますます味が気になる。
全く想像できない。
そして1口。
感想は、、、
普通のメロンパンが数十倍、美味しい!
なんでこれ作ったん?
って突っ込みたくなるくらい
普通のメロンパンが美味しい!
アレンジして元のポテンシャルを落とすなんて
なんて斬新!
まあいいんだけど、ビールもメロンパンも
体験しないと分からなかった。
これって僕らの日常にもあるよね。
大人は子供より経験があるから先回りしすぎてしまう。
そしてその貴重な体験を奪うことがある。
ロシアでの出来事。
ロシアのウラジオストックは北海道の札幌と
同じくらいの緯度。
10月中旬だったけど、結構風があって寒かった。
サッカーをしに行ったけど、長男は半袖!
バカななの?
って思ったけど、体験させるのも大事。
大人が先回りして、これ着なさい
ってやりたくなるけど、寒さを感じる感覚は人それぞれ。
自分が寒いという感覚をしたら自然とそれを回避する行動をする。
つまり、
「死のリスクがなければさせてみる」
っていうのが僕の考え。
寒くても死なない。
仲間もいる。
大人もいる。
死にそうなになったら自分で声かける。
長男はそんなにバカじゃない!
長男はね、次の日から見事に長袖を着てたよ。
そりゃそうだ。
その姿みて、吹き出しそうになったけど、我慢したよ。
長男も普通の肌感覚ってことも僕は分かったよ。
また、
子供は木登りやガタガタ道を歩きたがる。
それを止める大人を見ることがある。
「危ないでしょ」って。
いいじゃん、死なないよ。
教えられた頭の知識も大事だけど、
自分の体で感じる体験は数十倍大事。
僕は、転びそうなところを行く我が子に
「上手に転べよ」
って伝えるね。
転んで泣いても、大怪我じゃなければ、
「転び方、うまいじゃん。100点」
って返すね。
その方がいいと思ってるよ。
やってみなきゃ分からない!
僕らはチャレンジする子を見守り、応援したいね!
PS
メロンパンにはさんでいたのは、
「スパム(ポーク)」でした。
それにキャベツと甘だれみたいのをかけてた。
明らかに普通に食べた方が美味しそう
って思ったけど、食べたらその通りだった。
PS2
ごめん。
嘘ついた。
本当はね、美味しそう
って思った。
いかにもグルメぶってごめんなさい。