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20年の経験から語る!現場公務員のリアルな苦悩とキャリア官僚の影

映画「ラストマイル」大ヒット

映画「ラストマイル」では配達員がさまざまな苦難に直面しています。

現場で実際に働く人々は過酷な労働環境で責任ばかり押し付けられてくる
現場にいない偉い人たちはただ「あーだ、こーだ」言ってくるだけ

前回のnote記事は映画「ラストマイル」を元に20年以上も日本をむしばんできた「現場軽視」について書きました。

現場を重しろ!意味不明なカタカナ文系インテリはいらない!

前回のnote記事

映画『ラストマイル』から考える現場軽視の日本社会、そして理不尽へ

前回のnote記事は映画「ラストマイル」だけではなく現実の有名企業・アマゾンについても書いています。

そして、今回は「現場の公務員はクソ理不尽が降りかかってくる」という話をします。

前回が民、今回が官の話です。

将来、現場に勤務する公務員になりたい」という若者かたにも参考になるnote記事だと思います。

多くの国民の皆さんにも「役所で本当は何が起こっているのかがわかる」note記事です。

自己紹介が遅れました。

45才公務員👉無職おじさんの「ありのこ」です。

2023年に潰瘍性大腸炎かいようせいだいちょうえんという病気(=難病)のため国家公務員を当てもなく退職。

〇〇省にいたのではありません。
出先機関に20年以上勤務していた事務系公務員でした。

21世紀の約20年をまるごと現場にいた公務員として過ごしました。

国家公務員の経験から生まれたnote記事です。


今回のnote記事

私が国家公務員としての体験したこと

をメインに書きます。

メインの話の前に報道されている現場公務員への理不尽な件の話をしましょう。


・【悲報】川崎市が小学校プール出しっぱなしの教師(=地方公務員)に損害賠償を払わせる蛮行をやってしまう

公立の学校教師なので地方公務員です。

そもそも教師がプールの水を閉めないと水がガバガバ出っ放しになるのってどうなの?

教師がプールの水を閉めないと水がガバガバ出っ放しになるシステムってどうなってるの?

教師は授業をするのがメインの仕事なんだから、ほかの余計なことをなるべくやらせるのがおかしいでしょう。

教師ではなくちゃんと(プールだけではなく)施設・設備を管理する人を雇うべきでしょう。

プールの水が出しっぱなしになったら自動で止めるシステムにするべきでしょう。

お金がかかる?
税金の無駄?

いやいや。
物事をまともに運営するには必要経費はかかります

当たり前のことで、それを無駄とは言ってはいけません

川崎市は将来、数字に表れない大きなマイナスを残したのではないでしょうか?

教師をこころざす若者だったら絶対に川崎市で教員をやろうとは思わないでしょう。

教員だけではなく川崎市役所の職員にはなりたくないでしょう。
何かあったら現場に責任を押し付けてきて損害賠償を払えって言われるんですから。

自分は安全地帯にいる人たちがなにも何も対応しないくせに現場に責任を押し付けてくる

映画「ラストマイル」でアマゾン(のモデルになった企業)がやっていることです。
正確にはアマゾンにいる人が、現場で働いている配達員の皆さんに何もかも押し付けています。

川崎市のどこかにいる人(市長?教育委員会の人?)が、何もしないくせに現場に責任を押し付けているのと一緒。

私にはそう見えます。

では、ここからメインのお話です。

現場の公務員はクソ理不尽が降りかかる」のリアルです。

元国家公務員独自の有料記事としてご期待ください

・現場の公務員に降りかかるクソ理不尽

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