転職時のmustとwantの募集要項について考える
転職時に色々な募集要項見ると、must(必須)とwant(出来れば)みたいに、書いてある事すごく多いと思う。
でも実はこれって結構厳密じゃないって事が多いって部分が今回伝えたい事だ。
だから
あー必須条件満たしてないからダメだ
とか普通思うだろう。でも実はそうではない。
ホントRPGの様にその人のステータスが分かったらどんなに楽だろう笑
コイツちから足りないから駄目だなとか
実は仕事で全然使わないスキルをmustに置いている事が非常に多い
1、何故そんなことが起こるのか?
大体採用側がその業務についての理解が足りない場合に起こる。
採用側も下手な人材を採りたい訳ではない。そこは最も恐れている。
だから
一般的にこのスキルがあればある程度の人が採れるだろうという条件を
他の同業種の募集要項とかを参考に作るからだ。
これは嘘のようで本当にそうなのだ。大体業務との関連性が薄い具体的に書かれていない募集要項である事が多い。
だからこそこういった募集要項はチャンスで一杯である。逆に具体的である場合、ごまかしがきかない面接官が出てくることも多い。
けれど安心してほしい。全然こんな募集要項は溢れかえっている。
何故これが発生するかというと、ほとんどの場合採用に関わるであろう、役職や肩書だけでその分野に対して知識不足の管理職が一定数いるからだ。
人事もその専門ではなくあくまで仲介の役割が強いため然りである。
だから、そしてその管理職の人が欲しい人材という観点で、面接や募集が行われる。
この場合攻め所はいくらでもある。
まずそのmustの要項に触れてこないことも多い。
触れたとしても質問する側も深く突っ込めないからだ。
たとえmustに書いてあってもそこに繋がる簡単なエピソードとかで何とかなるケースもある。
機械学習であれば、同技術を使ったツールを実際に業務で使っていました^_^みたいな。
私はコイツ落とすな笑
だからこそ本当に入りたい!と思う会社がある場合、諦めずに職務経歴などにその分野を少しでも盛り込んでみてチャレンジしてほしい。
面接の内容次第で全然チャンスはあるからだ。
あとは自分にWantの内容で強みがある場合そちらでゴリ押す方法もお勧めだ。
2、気を付けてほしいこと
この場合デメリットもある。募集要項が具体的ではない場合、
入社した後あなたに何の仕事をさせるのか明確に決めていない事が多い
この場合は、
自分で自分の存在価値をアピールする必要があるため注意が必要だ。
そうしないと、人間は勝手で、採った側が自分の知識の無さを棚に上げて、
あいつ分析できるからって採ったのに使えねーな
とか
聞いていた話と全然違うからダメだな
って思うのだ。何て勝手なんだろう。でも本当に起こりうるのだ。
会社って本当に残酷だ。すぐに人にダメってレッテルを貼る。そしてそれは本当に剥がせないで付きまとってくる。
その辺も今度書いてみたいなぁ
とまあ余談になってしまったが
その会社を選んだ人にも責任はあると思うが、採用した本人の責任も本当に大きいと思う。でも立場は後者が圧倒的に強い。
だからこそ、きっちり現場と意識併せしてやる仕事が決まっているケースと比較して
主体的に動いて使える人材であることをアピールする必要があるのだ。
ここで受け身になっているようだと上記の様なレッテルが貼られるまでの時間は短い。
感覚的には1か月程度だと思う。
3、最後に言いたいこと
本当に入りたい会社があることは素敵なことだけど、
絶対人は見極めましょう!
上記したすぐにダメレッテルを貼ってくる上司とかは本当に一定数いる。
中々面接のときの情報だけでそこを見極めるのは難しい。だか入った後に苦労するのは自分だ。
自分が何を優先するのかそしてどこまでを妥協するのか踏まえて、転職というものを決めてほしいと思う。
あなたが望んだ会社で幸せに働けることを願っている。