日本人はなぜシャイと思われるのか?文化とコミュニケーションの違い
みなさん、こんにちは。
アメリカ在住のありんこです。
アメリカに住んでよく思ったこと。。
アメリカ人(じゃないかもしれないけど、)
めっちゃ喋る!!!!!
それに比べて、
「日本人はシャイだ」とよく言われます。。
わたしも最初はそう思っていたんだけど、
この前ふと、旦那とそんな話をしたときに、
シャイなんじゃなくて、自分のことや相手のことを深く知ろうとしないからじゃない?
(だから会話が少ない)
と言われて、ハッとした。
たしかに、日本人が発言を控えめにする理由には、シャイであるというよりも、文化的な背景が影響しているのかもしれません。
今回のテーマは、日本人はなぜシャイと言われるのかについて、私の経験に基づく、見解です。
1. 「礼儀を大事にする文化」
日本社会では、礼儀やマナーを非常に大切にします。
人と人との関わりにおいて「適度な距離感」を保ち、相手を尊重することが重要視されるのです。
例えば、会話の場でも、相手の領域に入りすぎないよう注意が払われます。
私もよく、どこまで聞いてもいいのかな?と、
気を遣ってしまいます。。
自分の考えや意見を押し付けることは控えられ、あえて多くを語らず、相手に余地を与えるように努めます。
これが、外国人から見たときに「発言が少ない」「控えめ」という印象につながり、「シャイ」というレッテルを貼られる一因となっているのではないでしょうか。
2. 「アメリカとの文化の対比」
対照的に、アメリカの文化では
「個人の考え方をリスペクトする」
ことが基本となっています。
アメリカでは、自己表現が尊重され、
自分の意見や考えを率直に伝えることが良しとされる文化です。
(だからめっちゃ喋るのかなぁ。。)
礼儀も大切にされますが、
礼儀よりも「意思や意見」を表明することが
重要視されるため、人々は積極的に会話し、議論を交わす傾向があります。
(わたしの旦那もよく、友達や家族と議論してて、この文化を知らなかった私は、毎回喧嘩してるのだと思い、苦痛でしかなかったです。🥲)
この違いから、
日本人は「話さない」と思われがちですが、
実際には「相手に配慮している」結果としての振る舞いだと言えるでしょう。
アメリカでは個々の自己表現が重視されるため、日本人の控えめな態度が「シャイ」と誤解されやすいみたいです。。
3. 「文化の違いが生む誤解」
日本人の「発言が少ない」という特徴は、
あくまでも文化的背景に基づくものであり、
決してシャイだからではありません。
むしろ、日本人が会話の場で一歩引くことは、相手に対する配慮と礼儀の表れです。
言いたいことがないわけでもなく、
会話を楽しんでいないわけでもありません。
ただ、控えめな態度が相手に対する思いやりであるという考えが根付いているのです。
4. 「相互理解のために」
異文化理解の視点で見ると、
日本人の発言の控えめさが「シャイ」というステレオタイプに結びつくのは自然なことかもしれません。
しかし、日本人の奥ゆかしさや
礼儀を重んじる姿勢も、
豊かな文化的背景を反映したものです。
このような背景を理解し、
お互いの文化に対する理解を深めることが、
真の国際理解への第一歩と言えるでしょう。
まとめ
まとめると、
日本人が「シャイ」と言われるのは、
単に控えめだからではなく、
相手を尊重する文化が根底にあるからです。
日本人が物静かに見えるのは、
礼儀を重んじる姿勢の表れであり、
決してネガティブな意味ではありません。
ただし、海外では自己表現が大切にされ、
発言することが円滑なコミュニケーションに不可欠です。
自分のことを知ってもらうことも、大切な自己表現です。
また、相手のことを知ることで、
お互いの考えを理解しやすくなるという考えがあるため、
たくさん話をしたり、議論することが多いのでしょう。
その結果、日本人が物静か=シャイと見られがちなのではないでしょうか。
もし将来、海外での生活や
国際恋愛を考えているなら、
積極的に発言する姿勢を身につけておくと良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この内容が少しでも役に立ったと
感じていただけたら、
ぜひ「いいね」やコメントをいただけると嬉しいです。
今後の記事作成の参考になります。