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【原文】2022年12月の思い出

2024年11月1日の日記より

もう0時を過ぎたけど、パソコンを開いた。
急に過去の恋愛を思い出したくなったから。

Aさん(初めての異性とのデート?)のことを書くかワンナイトのことを書くか。どちらにしよう。
どちらも私の人生においては必要な要素だと思っている。
ここはあえて時系列に逆らってワンナイトの話をまとめようかな。
(というか、Aさんもワンナイトも恋愛じゃない??)



2022年12月吉日(土)
確か23歳になって最初の土曜日。

2022年は私にとってマッチングアプリの年だった。
9月の終わりくらいに「恋愛したいな」と思い、それまではbumbleで軽い友達のような出会いを求めていたけれど、10月はPairsを11月はWithを利用していた。

2つのアプリでアプリで計4人の男性と会った。
どれもうまくいかなくて、諦めモードだった私は、

「もし自分が一夜の関係で心が満たされる人間だったら、しばらくそういう生き方でもいいのではないか。」

と考えた。おそらく秋冬の寂しい空気にも負けていたのだろう。


元々性欲が乏しい私がよくそんなこと考えたなと思うが、「ワンナイト」がどういうものか知らずに身を固めるのは、なんだか勿体無い気がしていた。

そんな時にマッチしたのが、オーストラリアから旅行に来ていたジョー(仮名)。(やばい今名前忘れてた)
彼は香港系オーストラリア人で、確か29歳くらいだったと思う。
PhD持ってて、腕に和彫風のタトゥーがあって、顔は高橋一生にそっくりだった。
特に「ワンナイト」を意識していたわけではないけど、土曜日の夜に飲み屋街で落ち合って飲みに行った。
どこで集合したかも覚えていない、、、おそらく⚪︎⚪︎(待ち合わせ場所)だったと思う。
居酒屋に行きたいっていうから、九州風の居酒屋に行って、色々おしゃべりをした。
赤兎馬を初めて飲んですごく美味しかったのを覚えてる。
彼の専攻の話や、仕事の話、家族の話、友達の話どれも面白くてすごくいい人だなと思ったのを覚えている。日本語が堪能で、英語と日本語で会話した。

その後、別の居酒屋に行き、歌唱ショーをやってるバーに行った。多分彼が行きたいって言ったんだと思う。

詳しく何を話したか覚えていないけど、すごく楽しかったのは覚えている。
何を話したか覚えていないのに、盛り上がったことは覚えている。

あまり酔っていた記憶はない。
出会って数時間だったけど、彼の細やかな優しさ、所作に出会って数時間ながらものすごい安心感を覚えた。


そろそろ終電となって、駅に戻った。
その向かう途中で、彼が部屋に友達夫婦と高山だったかな?に行った時に買ったウイスキーがあるんだけど飲んでいく?とかるーーーーーくあくまでも控えめに誘われたけど、英語がわからないフリをした。

改札でバイバイをして、出発前の終電に乗った、
一旦席に座って、彼とインスタのDMでチャットをしていた。
何がきっかけか忘れたけど、なんだかこのまま別れるのが惜しい気がして、
「やっぱり戻る。戻っていい?」と返事をして、扉が閉まる前のベルが鳴り響く中、電車を飛び降りて、階段を駆け上がった。(我ながらドラマみたい)

出口に立ってた彼。
一緒に彼が宿泊していたアパに向かった。


とりあえず部屋に上がり、彼はベッド、私は椅子に座ってた。
こういうのは初めてだから、ドキドキしながら、その場を過ごした。
何もないなら何もないで全然いい。全然タクシーで帰る。と思いながら。

一旦気まずい沈黙を破るために、アパによくある政治に関する本を手に取った。
確かその時は第二次世界大戦について、日中関係について書かれた冊子が置いてあった。
だから、その内容について少し話した。香港の彼の祖父母は日本に恨みを持ってるとか、色々。

わざわざ終電飛び出して、ホテルに駆け込んだ私、なぜか2時間くらいこんな話してた。

彼も痺れを切らしたのか、とりあえずこっちにおいでと私をベッドの方に誘った。
半分寝転がっている彼の胸あたりに頭を乗せるよう誘導して、
何も言わずに私をハグした。足を絡めた。

ドキドキするとかなんとか適当な会話があったと思う。
しばらくして、彼が急に唇を奪ってきた。
そのあとは流れに任せ、、、と言いたいところだがそうはいかない。


多分ここで止めておいた方が、綺麗だと思う。


この後感じた感情も、大事な思い出。
また別日に記したい。


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