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X-H2Sを持って小樽の天狗山へ出かけたら。

生まれも育ちも北海道なのに、小樽には何度も来ているのに、また訪れたことがなかった小樽の天狗山。北海道三大夜景で有名な観光スポットです。

標高532.4mあり、屋上展望台まではロープウェイを使っていくことができます。

ロープウェイは昭和のイメージなのでノスタルジックネガで撮影

小樽駅から少し離れていて、公共交通機関がないと麓までは行けないので、車を持っていない私はこれまで訪れたことがありませんでした。

たまたま、天狗山の公式ページを眺めていたら、北海道中央バスの【札幌発着】小樽天狗山バスセット券があり、これを使えば小樽から天狗山までアクセスしやすいと知り、せっかくの晴天なので今後の夜景撮影のロケハンも兼ねて訪れることにしたのです。

ちなみに、札幌駅前バスターミナル〜小樽駅前までは1時間程度、小樽駅から天狗山ロープウェイまで20分かかります。

そして、屋上展望台までの全長735mを約4分で運転しています。

赤と青のロープウェイが交互に運行

中国系や韓国系の方が多く来られていましたが、本州からもグループや家族で来られていました。それでも、連休中日の昼間のせいか、思ったほど人は多くなく、ゆっくり過ごすことができたのが良かったですね。

さて、屋上展望台からの海までの眺めですが、こんな感じです。

第2展望台からX-H2S + XF70-300mmで撮影

やはり、遠景までダイナミックに写すには望遠レンズが向いています。

沖合の貨物船まで描写してくれます

ウッドデッキのTENGUU テラス(テングーテラス)は数は限られていますが、椅子に腰掛けて眺めることができるので、しばしゆっくり過ごすことができます。

望遠レンズのボケ感と圧縮感が男性の姿を立体的に浮き出させてくれます

次のような画角で撮影すると、ダイナミックさを感じていただけるのではないでしょうか。

日常の慌ただしさから解放される休日には相応しい場所ですね

少し歩いて満天ステージ(第3展望台)へ行くと眼下には高速道が見えました。

上から眺める高速道路はなかなかない機会ですよね。

森林浴ができるコースもあり、一通り回ってみたのですが、訪れる人はほぼいなくて、あまり撮影に向くスポットもなく、汗をかきながら山道をぐるぐる回るだけになってしまいました。

それでも、次のような光景に出会うと少しホッコリします。

少しトリミングしていますが、羽の模様まできっちり解像しています。

ただ、途中、鳥の鳴き声は聞こえるものの、真っ昼間なので、野鳥の姿にお目にかかることはできませんでした。

少し残念な思いをしながら展望台へ戻り、失われた水分とミネラルを取り戻すべく、麦茶を飲んでいると、あまり聞いたことのない鳥の鳴き声が近くで聞こえ、そして姿を現しました。

あまりにも急で、気も緩んでいたため、鳥瞳AFにセットするのを忘れてすぐさま撮りにかかったのですが、なかなか追えず、ようやく撮れたものでお見せできそうなものが次の2枚です。

コゲラなのでしょうかね。

模様からそんな感じがしますが。

視界には私が入っているようです

なかなか至近距離では拝めないので、出会えてとてもラッキーでした。

そんな訳で、天狗山で撮影する際には、望遠レンズを持参することをお勧めします。

私は一人だったので利用しなかったのですが、天狗山には、シマリス公園やジップライン、スライダーもありますので、カップルやご家族でお越しの方は、是非どうぞ。

それでは今回はこの辺で。









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