見捨てられ不安と「怒り」の感情を捨てる癖①@hss型hsp、解離性障害、アダチルの私の体験
見捨てられ不安と
「怒り」の感情を捨てる癖
と回避行動
小学校低学年のとき
とてもお気に入りの魔法瓶があった
なぜそうなったのか
ことの発端は1ミリも覚えてないが
そのお気に入りの魔法瓶を
同級生に取られ
何人かで投げ合いの道具にされた
そして
落とされて中のガラスが
割れてしまった
そのとき
わたしはどうしたかというと
即座に
「大丈夫だよ。」
と笑って言った
その言葉を発したときの
「感情」
というより「意図」は
そのときから薄ら覚えていて
その想いは
「良い人演じたら仲良くしてもらえる」
というものだった
でも
このときのことを
44歳くらいのときに
よくよく思い返して
感情の流れを追ってみたら
(これが結構大変だった。
蓋したものはなかなか出てこない…)
魔法瓶を落とされたとき
一瞬
わたしに湧いた想いがあった
それは
「お気に入りなのに…」
という
悲しさ、寂しさだった
でも
その感情は瞬時に蓋をし
「大丈夫だよ」
と
優し人を装ったのだ
もしこのとき
本音を口にしていたとしたら
「弁償してよ!
お気に入りだったのに!
謝ってよ!」
という「怒り」だ
「怒り」を伴う本音を
人にぶつけるなんて
今でも恐ろしくてできない
もしぶつけていたら
何かしらの軋轢
言葉と身体のぶつかり合い
が起きていたかもしれない
低学年
このときにはもう
自分の
「怒り」「悲しみ」など
ネガティブといわれる
感情を瞬時に捨てる癖と
自分を曲げてでも
人とのぶつかり合いを回避する
私の中のルール
は
出来上がっていたということだ
最初にこれを思い出したときは
自分が哀れに思えた